ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
ダウン症おーくんですが、1歳を過ぎてから療育手帳と特別児童扶養手当の申請を行っていました。
申し込みから決定通知がくるまでにどのぐらい時間がかかったのか?おーくんの結果はどうだったのか?
そして、2つの判定結果を受けて感じたことをまとめてみました。
療育手帳判定の結果は?
療育手帳の判定に行ってきた様子は以前の記事でまとめてあります。
1歳になった時に申し込みをして2ヶ月後に判定となりました。
そこから約1ヶ月(1歳3ヶ月時)に判定結果が送られてきました。
その結果は、
軽度判定で療育手帳取得となりました!
更新期限が1年後となっていて有効期間が短いですが、乳幼児期の子どもの発達は変動が大きいためだと思われます。
特別児童扶養手当の結果は?
特別児童扶養手当についても以前の記事で概要や申請時に抑えておきたいポイントなどについてまとめています。
こちらも、おーくんが1歳の誕生日を迎えてすぐに、主治医に申請のための診断書を書いてもらい申請しました。
こちらも約1ヶ月後(1歳1ヶ月時)に結果判定の通知が送られてきました。
2級の支給認定となりました!おーくんのために大事に使わせていただきます。
こちらは、原則として定められているように2年ごとの更新でした。特児は、医師に診断書を書いてもらう必要があり、更新期限より早めに動かないといけません。市区町村よっては更新期限ギリギリに必要書類が送られてくる場合があるため、期限の2ヶ月前に思い出せるようにスマホのスケジュールに予定を入れておくようにしました。
結果を受けての感想まとめ
初めての申請でしたが、療育手帳と特別児童扶養手当のどちらも取得できる結果となりました。
どちらも判定や書類提出から約1ヶ月後には結果が送られてきました。お住まいの市区町村によって差がありますが、1ヶ月という期間は早くもなく遅くもなくという感じだと思います。
療育手帳と特別児童扶養手当の取得の総括として、改めて振り返ってみて、考えたことや感じたことをまとめてみたいと思います。
「判定」は特別な場である
リハビリや療育などその子の発達を支援する場では、「何が課題や問題か?」だけでなく、「その子の強み(できていること、得意なこと、興味や関心など)は何か?」についても評価をして、その強みを伸ばすことや、強み活かすことも重要とされます。
しかし、手帳や他の制度を利用するための「判定」の場での評価(医師による診断書記載も含む)は、「何が課題や問題か?どのくらい影響があるのか」のみを評価することが原則です。また、診察室や判定の場だけでは子どもの日常生活の様子は分からないため、保護者に聞き取りをして評価することも多くなります。「できない」ネガティブな点を様々な観点から聞かれると、親として複雑な気持ちになります(実際、僕たちもそうでした)。
そのような状況でも冷静にかつ正確に子どもの状況を伝えるために、「支援の場」と「判定の場」は違うことを意識しておくことが重要です。
そして、気持ちが乱れた時に事実を明確かつ具体的に伝えられるように、事前に子どもの様子をメモ等にまとめて整理しておくことをお勧めします。
詳しくは以下の記事の後半にまとめてありますのでそちらも参考にしてみてください。
今後の制度動向に注目していく
療育手帳制度と特別児童扶養手当制度は、居住する自治体によって制度運用や細かい判定基準が異なります。そのため、同じような発達や日常生活の状態でも、取得できるかどうかが自治体によって異なることが起こります。
手帳や手当は取得できるかどうかで、親の生活を含め大きな影響があるものです。制度上の地域格差は大きな問題であると思います。
療育手帳についてはこれから制度の変化が起こる可能性も出てきていますので、今後の動向に注目していきたいと思います。
詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
必要とする方に参考になればとの思い
療育手帳や特別児童扶養手当について、制度の概要や問題点だけでなく、利用する上でのポイントや今後の動向などについても、ブログに記事でまとめてきました。
情報のまとめに終始せず、利用する側の目線に立ち、仕事の中で得た知識や経験を合わせることで、実際に役立つ情報を伝えることを大切に考えてきました。
おーくんが産まれるまでは、支援者視点でしか見えていなかったことが、当事者として経験したり感じたりすることで気づけたことや改めて実感を持って確認できたことも多々ありました。それは、今回の手帳や手当に限らないと思いますので、今後も同様な視点で役立つ情報を発信していきたいと思います。
また、Instagramでも記事の更新についてお知らせしています。もし記事を読んでいただいて感想等があれば気軽にコメントをしていただけると嬉しいです。
最後まご覧いただきありがとうございました。