うこうこまーく!
ダウン症おーくんの子育てブログ
1歳〜2歳

療育手帳の判定に行ってきた! どのくらい待った?何したの?結果は?

ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。

ダウン症おーくんの居住する自治体では、「療育手帳の判定が行えるのは発達の様子が評価できるようになる1歳ぐらいになってから」といわれていたため、1歳を過ぎたタイミングで申請をして判定に行ってきました!そして、どんな様子だっったのかについて以下の点でまとめてみました。

療育手帳判定のまとめ おーくん編

①申し込みから判定までどれぐらいかかったのか?

②判定では何をしたのか?

③結果は?

④自治体の差は?

療育手帳制度については以前の記事でまとめていますのでそちらも参考にしてください。

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①申し込みから判定までどれぐらいかかったのか?

おーくんの1歳の誕生日がきた後すぐに、自治体の福祉課で申し込みをしました。そこで、数日置いてから児童相談所の方に連絡をして予約を取るように言われました。しかし、自治体の方から児童相談所の方に連絡を入れてくれていて、こちらから電話をする前に児童相談所から電話がかかってきました。それから児童相談所と判定の日程を相談し、予約を取りました。

その判定予約日は、2ヶ月後でした。児童相談所も忙しいようで、なるべく早めの日程を選択しましたが、そのぐらいかかってしまうようでした。

よって、1歳になってからすぐに申し込んで、2ヶ月後の1歳2ヶ月時に判定となりました。

②判定では何をしたのか?

判定当日、対応してくれたのは児童相談所の心理士さんで、聞き取りと発達検査を行いました。

聞き取りは15分程で、妊娠中や出産時の様子、首の座りやお座りがどのくらいでできるようになったのか等の発達の経過、現在の子育ての様子、等について聞かれました。困っていることや悩んでいることについては聞かれませんでした。

そして、発達検査は遠城寺式乳幼児分析的発達検査を行いました。現在の様子について「○○することはありますか?」との質問に答えたり、道具を使用して子どもの様子を見て評価したりする検査です。判定の際は、ほぼ質問に答える形で、検査時間は20分ほどでした。

結果や今後の流れについての説明があったりで、トータル50分弱ぐらいの判定時間でした。

乳児向けの発達検査については、以前の記事でまとめていますのでそちらも参考にしてみてください。

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③結果は?

結果については、後日、自治体の福祉窓口から判定結果の連絡が電話や郵送でくる場合が多いようです。中には、即日交付される自治体もあるようですが、多くは数日後〜数週間後に結果の連絡がくるようです。

また、判定時に「判定結果はこんな感じになりそう」と教えてくれる場合もあり、おーくんの場合も「おそらくB2ですね」とさらりと言われました。判定区分は自治体によって異なりますが、おーくんの居住の自治体区分では、B2とは”軽度”の知的障害の区分になります。

発達検査の結果や聞き取りの様子をダブルチェックし最終判定を行い、間違い等がなければB2の判定になるのではなないか、との説明を受けて判定は終了となりました。現在は、最終的な判定を待っている状態です。

④自治体の差は?

自治体の差は大きく感じました。うこうこは仕事上、障害のある子の発達検査の実施や相談をしているのですが、その中で様々な自治体の現状を聞くことがあります。

両親の仕事や家族関係など、家庭状況を詳細に聞かれる場合も多いとようです。これは、”障害のある子の場合、虐待を受けるリスクが高い”と言われているため、リスクの評価も兼ねて聴取しているのだと思います。児童相談所のメインの仕事ですからね。

また、子どもがどの程度のことができるのかを、実際場面の中で詳細に評価する場合もあるようです。発達指数(知能指数)だけでなく、日常生活の中でどのぐらい適応的な行動が取れるのかについても詳細に評価しているためと考えられます。

その他、自治体や児童相談所によって独自の体制や進め方で対応していますので、居住する地域によってかなり差があるのだと身をもって体験しました。

自治体ごとに差があるという課題については、こちらの記事にも詳しくまとめてありますので参考にしてください。

【2021年】療育手帳制度が変わる? 現在の問題点と今後の動向についてご覧いただきありがとうございます、うこうこです。 ダウン症のおーくんは2021年3月で1歳になるため、そろそろ療育手帳の取得に動こ...

全体的に振り返ると、申し込み後に自治体から児童相談所に連絡を入れてくれたり、児童相談所での判定も時間をかけずに要所を評価してもらったりと、大きな精神的な負担がかからずにスムーズな対応だったのはとても良かったと感じました。

まとめ

初めての療育手帳判定の様子について整理してみましたが、制度や課題について以前の記事にまとめていたことを身をもって実感したというのが正直なところです。

また、知的発達の遅れのある子どもの親の立場に加えて、心理師の立場からも言及すると、なるべく療育手帳の取得の可能性を高めるのであれば、1歳過ぎてからの判定をおすすめします。そもそも、何歳から取得できるのか(下限年齢)は自治体によって差があります。そのため、おーくんが住む自治体のように下限年齢が設定されていない場合は、判定を受けようと思えば1歳以前からでも可能です。しかし、顕著な発達の遅れが見られる場合を除き、ある程度月齢が進んだ方が発達の程度について詳細な数値が出しやすくなりますので、1歳を過ぎてからのタイミングを個人的にはおすすめします。おーくんの住む自治体の窓口では、1歳を過ぎてからの判定をおすすめされましたが、その通りであると感じています。

療育手帳に関する大きな問題は、自治体によって判定のやり方や基準が違うということです。そのため、一般化することが困難ではありますが、ひとつのケースとして何かの参考になれば良いなぁと思い、まとめてみました。

Instagramの方にも投稿をしていますので、療育手帳に関する感想や不満等でも、また、関係ないことでも結構ですのでコメント等を頂けたら嬉しいです。

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