ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
最近、仕事やプライベートで、
「ダウン症ってなに?」
「ダウン症ってどんな症状なんですか?」
と聞かれる機会が何度かありました。
しかし、伝えたいポイントがたくさんありすぎて長々しい説明になってしましました><
そこで、反省を兼ねて、
『ダウン症とは何か?』
について大事なポイントは抑えつつも、なるべく簡潔にまとめてみたいと思います!
ダウン症とは…
さっそくまとめてみます!ダウン症とは…
21番染色体が1本多い
生まれてくる前に40%ほどが流産や死産してしまう
生まれてくることができた子では、800人に1人の割合である
全てのダウン症に共通するのは知的障がいがあること
個々で違う症状としては、心臓疾患(約40%の割合で発症)、筋肉の緊張が弱い、関節がゆるい、甲状腺疾患、消化管奇形、白血病、早期アルツハイマー病(少なくとも25%以上の割合で発症)、セアリック病(自己免疫疾患)、低身長、肥満になりやすい、聴覚や視覚の障がい、不妊、免疫不全、てんかん、小さな口、舌突出、などがある。
脳が小さめで、神経回路の形成の遅れがみられる
抑うつ、精神障がい、自閉症のリスクが高い
がんや動脈硬化の発症率はかなり低い
平均寿命は現在では60歳をこえる
ダウン症といえども○○である
なかなか簡潔にまとめるのは難しいですが、それなりにはまとめられていたでしょうか?
実はこれ、こちらの本の中からかなり引用しています↓
ダウン症についての内容は少ないですが、色々な事例が載っていて、有名な『オランダへようこそ』のエミリー・キングスレーさんがダウン症の息子のジェイソンを育てる上での希望と苦悩が書かれています。ダウン症の子の親としての思いを整理する上でも役に立つ本だと思います。
改めて、本を読み返してダウン症の特徴について考えてみると、ダウン症といっても症状は人によって違うことがとても多いということが、説明を難しくしたり、正しい情報は何なのか混乱してしまったりするひとつの要因だと感じます。
ダウン症といっても多様なんですよね。
「ダウン症の人は人懐っこい」とかよく言われますが、性格も人によります。
ダウン症だけでなく、自閉スペクトラム症の症状を併せもつ人もいます。
ダウン症の中にも多様性は多くあります。だからこそ、簡潔に説明するのって難しい!
でも、
最後は、簡潔に説明するのが難しかったことの言い訳っぽくなってしまいましたが(言い訳ではありませんよ〜おそらく)、多様性を理解していくことはダウン症においてもとても重要なことだと思います。
今回の内容に関連するダウン症の特徴について掘り下げた記事がありますので、よければそちらも見ていただけると嬉しいです。