うこうこまーく!
ダウン症おーくんの子育てブログ
3歳〜4歳

ダウン症おーくん 3歳3ヶ月の様子 〜マネする力は偉大なり〜

ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。

おーくんは今月(2023.6)で3歳3ヶ月になりました!

保育園の年少になって2ヶ月経ちましたが、大きな集団の中で生活していることによる成長がみられてきています。

ということで、現時点でのおーくんの様子についてまとめてみます。

3歳3ヶ月になっての変化

ことばの様子

発語はまだ出ていませんが、ジェスチャーを上手に使うようになりました。

療育でSTさんにみてもらったときに、

  • 「発語なくても、この子、全然しゃべってますね」
  • 「ジェスチャーや表情は豊かだし、発音と声の大きさも使い分けています」
  • 「焦らなくて良いので、場面に応じて簡潔にことばを返してあげるなどコミュニケーションをとることを大切にしていくと良いですよ」

とアドバイスがあり、よくよく普段の様子を意識してみてみると、確かにジェスチャーをよく使っているのです!

例えば、

“パパに遊ぶのを邪魔されてイヤだった!”を伝えようとしたときは、まずママの近くに寄っていき

  1. パパを指差しして
  2. 邪魔されたことをジェスチャーで示し
  3. イヤだった!と顔をしかめて

伝えていたりします。

また、“ストローが欲しい”ときは

こんな感じでストローで吸う動作で要求を表現します。

そんな感じで、3歳を過ぎてから色々な動作をジェスチャーで表現することが増えました。

これはカエルのマネをしているようです(笑)が、こんな感じで、大人や他の子の動作をマネしたり、生き物様子をマネしたりと、マネをする(=模倣する)ことが増えています。

マネ(模倣)への意識が向上することで、他の人の動作をよく見て学び、自分がジェスチャーとして上手く使えるようになってきたのだと思います。

また、姉のあーちゃんがぐずっていたり泣いていたりすると、近寄っていって心配そうにみていたり、頭をポンポンしたりして“他人の様子を気遣う”姿も明確にみられるようになりました。

ことばが出なくても、他人に一生懸命伝えようとしたり、他人の様子を気遣ったりする姿勢は、集団生活の中で人と関わる中で伸びてきていると感じています。年中さんや年長さんが面倒見てくれたり遊んでくれたりることも多いようで、年上の子からしてもらったことを経験として学んでいるのだと思います。そういったことをたくさん経験して、自分が他人に同じようにできる優しい子に育ってくれるといいなぁと思っています。

 

さらに、集団生活の影響による成長は、他の面でも見られています。

運動面の成長

未満児保育の時は、外遊びといっても限られたスペースで安全な芝生の上で遊ぶことがほとんどでした。今は、広い園庭で、砂場や起伏のある場所などで遊べるようになり、運動量がかなり増えたと思います。おーくんの疲れ具合と、服の汚れ具合が今までとはかなーり違います。

そのためか、運動面全体が安定してきました。

転ぶことはかなり減りましたし、一段ずつの階段の上り下りもふらつくことなく登れるようになりました。最近は手を繋ごうとすると「自分でできる!」と言わんばかりに手を払い除けます笑。

そして、早歩きと走るの間ぐらいの“早歩き走り?”みたいな感じで、以前より走るに近い形で動けるようになりました。

ますます目が離せん〜><

トイレは時間排泄が安定!訴える機会も↑

家庭では朝起きたとき、ご飯の前後どちらか(本人に聞いて確認)、お風呂の前にトイレに行くようにしています。

保育園では周囲の子と同じように時間でトイレに行くのですが、決まった時間におしっこがしっかりできるようになってきています。そのおかげで保育園で使うオムツの量が激減!

さらに、自分から”トイレでおしっこ”を訴える様子も増えてきています。

うんちのときに自分から教えることはごく稀にあるかどうかぐらいですが、踏ん張り始めたらトイレについれていくと成功できることが増えました。「トイレでできたね!やったぁ!」と褒めるととても嬉しそうにしているので、成功体験を大切に関わっていきたいと思います。

食事面も大きな変化が!

給食をみんなんで同じものを食べることの良い面は、周りが美味しそうに食べているのを見て経験できることです。保育園ではあまり残さずに結構食べられているようです。

その影響もあって、家庭でも食べられる食材が増えました。

  • 人参
  • 大根
  • じゃがいも
  • きのこ類(なぜか手づかみで食べるのがお気に入り)
  • お肉類
  • たまご焼き
  • コーン
  • カレー
  • 親子丼

葉っぱ系はまだ難しいですが、麺類は大好きで何でも食べられる感じです。

白いものしか食べなかったおーくんがここまで成長するとは!ホントに感激です!!

しかし、食事中に席を離れたり遊び出すことも増えてしまっていてそこは今後の課題ですねー><

まとめ 〜模倣の力は偉大〜

集団生活のレベルが少し上がったところで、おーくんなりに成長してきている面がいくつか見られています。

全てに共通しているのは、マネをする力(=模倣の力)が伸びてきて、周囲の様子から多くを学んでいるということです。周りの人を意識して見て、同じように自分でやってみようとして、時間が経っても再現しようとまたやってみて、という模倣の力がしっかりとついてきているのだと思います。

できることや精度は劣るにしても、周囲の環境から良い学びができていると思います。

今後も、おーくんなりのペースで色々と吸収していけるといいなぁと思います。

しかし、周囲の発達のペースとおーくんの発達のペースは今後さらに開いていくことが予想されます。コミュニケーションや遊び、活動参加などに影響してくるため、保育園の先生と情報共有を図っていくことは今後も必要だと思います。

そして、おーくんの発達段階をしっかりと見ていくことは、周囲とのギャップに気づきやすくなるためだけでなく、「こういうふうにしたらおーくんには良いかも」といった支援を考えていくためにも有用だと思いますので、発達の経過についても普段から意識してみていけたらと思います。

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