うこうこまーく!
ダウン症おーくんの子育てブログ
ダウン症関連

姉のあーちゃんはダウン症の弟のことをどう思っているのか? ダウン症をどう理解しているのか?

ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。

おーくんには小学2年生(2023年度)の姉のあーちゃんがいます。

その姉のあーちゃんですが、

「ダウン症の子って、みんな療育に通うの?」

「ダウン症の子ってどれくらいいるの?」

という感じで、ダウン症について関心をもって質問してくることがちょくちょく出てきました。

その度に、ダウン症についての説明をなるべく分かりやすく、正しく理解できるように伝えています。

例えば、

  • 『800人の赤ちゃんが生まれたら、その中の1人がダウン症がある赤ちゃん』
  • 『ダウン症はいろいろなことができるようになるのに時間がかかる』
  • 『ダウン症は治らないけど、

といった感じです。

そこで、小学2年生の姉のあーちゃんが、おーくんとダウン症についてどんなふうに思っているのかをインタビューしてみました!

インタビュー開始!

うこうこ
うこうこ
ではでは、今日はあーちゃんのことを色々聞くので、思ったことをそのまま答えてね
はいはい〜
うこうこ
うこうこ
今8歳で、小学2年生だけど、学校はどう?
あんまり楽しくない〜
うこうこ
うこうこ
たまに行きたくないって休むもんね…でも楽しい時間はどんなとき?
休み時間に鬼ごっこしたり。あと図工の時間に工作するのは好き
うこうこ
うこうこ
今度はおーくんのことを聞くけど、おーくんが生まれたときはどう思った?
嬉しかった。ひとりぼっちだったからさ〜。遊び相手が増えたから。あと、可愛いと思った。
うこうこ
うこうこ
その気持ちはおーくんがダウン症だって分かってからも変わらないの?
うん。もち
うこうこ
うこうこ
おーくんのことはどう思っている?
楽しいときは楽しく遊べるし、かわいい。あーでも、物とってきたり邪魔したりするときは嫌い
うこうこ
うこうこ
弟がいて良かったと思うときは?
楽しく一緒に遊べるとき。おままごととか、追いかけっことか、隠れんぼとか。あと、優しくしてくれるときがあって、頭を「いい子いい子」してくれるとき
うこうこ
うこうこ
弟が嫌だなーと思うときは?
勉強してるときとかに邪魔してくること。勝手に机をいじること。そして叩いてきたりすること
うこうこ
うこうこ
おーくんはダウン症だってことは知っているけど、ダウン症って何?
背がなかなか伸びにくかったり、歩きにくかったり、ことばがなかなかしゃべれなかったり、力が弱いこと
うこうこ
うこうこ
普通の子の兄弟と比べてどう思う?
ダウン症でも自分にはできることがあるから自分でできることは良いことだし。(私は)ダウン症っていうことが色々知れるから、大人になったとき、優しくできたりできるじゃん
うこうこ
うこうこ
ダウン症の子たちについてどう思う?
普通の子供たちは普通に元気だけど、そういう子たちには優しくしてあげたい。もし学校のクラスにいたら勉強とか教えてあげたり、困っていたら助けてあげたい
うこうこ
うこうこ
これからどんな兄弟でいたい?
仲良くしたり、ケンカとかしないで楽しくいたい。危ないことがもう少しわかったら一緒にお使いとか行きたいかな。
うこうこ
うこうこ
はい!色々教えてくれてありがとうございましたー
どうも!それで、お小遣いいくらくれるの〜??まぁ冗談だけど〜(笑)

障がいについて伝えることを続けていく

いかがだったでしょうか?

僕自身インタビューをして、ダウン症のことについてしっかりと自分の考えを答える姿にびっくりしました。

そんな姿を見て、学生の時、発達心理学の専門の先生が教えてくれたことを思い出しました。

「子どもは小さくても、うまく言えなくても、家族の障がいについては結構よく分かっているからね。でも、分かっているのと理解するのは違う。どう理解していくのかは周囲の大人の影響が大きい」

そこで改めて、僕と妻はどうしてきたのか?を振り返ってみると、おーくんが生まれてからダウン症というキーワードは日常的に使ってきました。

姉のあーちゃんが年中ぐらいのときには「おーくんにはダウン症というのはあってね。だから…」という感じで、おーくんはダウン症であることを積極的に伝えるようにしてきました。

それは、おーくんのことだけでなく“世の中にはいろいろな人がいる=人は多様である”ことを少しずつでも理解してほしかったからです。

兄弟に障がいがあることは、時にはきょうだい児にとっては苦しい思いをすることがあります。

しかし同時に、身近に障がいがある存在がいることで人の多様性を実体験をもって理解することができる機会にもなり得ると思います。

そして、そのような多様性を実感を伴って理解することは、自分の生き方や他者理解について幅や深さを与えてくれるものでもあります。

そんなことを期待しているのですが、あくまで親のエゴであることには変わりありません。

姉のあーちゃん本人が、弟の障がいや人の多様性について、どう思いどう考えていくのかについては本人の自由であることは忘れないようにしていきたいです。

だからこそ、「こうすべき」「こうした方が良い」と押しつけにならないように気をつけながら、今後もダウン症や人の多様性について伝えていきたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。今後も役立つ情報などを発信していきますので、応援していただける方は、↓の応援クリックをしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
この記事を最後までご覧いただきありがとうございます。

少しでも面白かった、参考になったと感じていただけたら、バナーをクリックしてランキングの応援をして頂けないでしょうか?よろしくお願いします。

にほんブログ村 にほんブログ村へ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA