終了は突然に〜
ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
おーくんは、筋緊張低下の症状が強かったこともあり、ダウン症との診断が確定してからすぐにリハビリが開始しました。病院でのリハビリでは、生後3ヶ月からPT(理学療法)に通っていました。
そこでの訓練の様子を参考に、意識的に日常生活に取り入れて練習してきました。
その成果もあり、低緊張の子には難しいとされる寝返りも上手にできるようになり、PTさんからたくさん褒めてもらいました。
その後も、身体発達の様子を毎回見てもらい、ダウン症児に特有の体の状態と対応についても教えてもらいながら、おーくんの発達を支えていただきました。
1歳10カ月の現在では、歩行も獲得し、歩き方のバリエーションを増やす段階までくることができました。
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そして、遂に、先日のPTで
「安定して歩けるようになったから、卒業!!」
と、PTの終了を告げられました。
「ここまでよく頑張ってやってきたなぁ〜」という喜びと嬉しさと、「なくなるのはそれで寂しいし、これからにも不安がある」という名残惜しさが入り混じった気持ちになりました。
約1年半に渡り、見ていただいたことに感謝を伝えて、病院でのPT訓練は終了となりました。
ダウン症児の歩行獲得後について
ダウン症の子にとって、歩行を獲得するのが大きな発達における優先課題です。
しかし、歩行は獲得できれば良い訳ではなく、ダウン症の子にとては、正しく、柔軟に、歩ける様になる練習も必要です。
このブログでも何度も紹介しています、我らがウィンダーズ先生の”ダウン症のある子どものための身体づくりガイド」では、part1の”歩行獲得まで”とpart2の”歩行獲得後”で分かれています。歩行獲得後の練習について書かれているpart2も、かなりのページを用いて解説されています(part1は280ページ程、part2は170ページ程)。つまり、歩行獲得後にも重要な観点がたくさんあるということです。
地域によって差があるかもしれませんが、PTは「歩ける様になったら終了」となっているところが多い印象です。
歩行獲得後の今後について
よって、これからできることを考えると、
- 児童発達支援のPTを継続していく。
- ウィンダーズ先生の本をますます参考にして、意識しながら練習する。
- ダウン症のある子どもが、歩行獲得後にどのような状態像(起こりうる問題や陥りやすい傾向など)になるのか、についての研究や論文等を探して勉強していく。
- どうしても困ったら、病院で相談する。
特に、歩ける様になった後のダウン症の子たちがどの様な経過をたどるのか、どんな課題を抱えやすいのか、そして、どのように対処していくのか、等について、調べてみたいと思います。
もし、歩行後について「こういった課題がでてきた」とか、医師やPTさんなどから「こんなふうにアドバイスされた」といった経験がある方がいましたら、教えていただけたらすごく嬉しいです。
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