ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
就学先を決めるにあたって、知りたい情報のひとつは
他の保護者の方はどうやって、どのような判断をされたのか?
といった実際の体験談ではないでしょうか。
「先輩方の経験談に勝る現実的に役立つ情報はない!」
といっても過言ではないと思います。
ただ、周囲に同じ境遇の方を見つけるのも一苦労です。
そこで今回は、障がいのある子の就学の経験談を集めた資料を紹介したいと思います。
誰でもインターネット上で見ることができますので、気になる方は最後まで読んでいただけると嬉しいです。
先輩方の経験は偉大! ”障害のある子どもの小学校入学ガイド”は必ず役に立つ
その資料は、インクルネット西宮さんのHPからダウンロードしてみることができます。
HP内の『障害のある子どもの小学校入学ガイド』のPDFをダウンロードしてみてください。
小学校の就学にあたって、障害のある子をもつ保護者の多くが抱えている悩みや疑問、そして不安にについて、Q&A形式でまとめられています。
全部で34の悩みに対して、先輩方の体験談を知ることができるようになっています。
それも体験談はひとつだけでなくて複数まとめられているので多様な視点や判断を知ることができます。
そして、この資料の素晴らしいところは、
経験談をまとめたものに終始していない
ところです。
体験談の中によく出てくる専門用語について丁寧な解説がついています。
保育所等訪問支援事業、合理的配慮など、障害のある子の支援を考える上で欠かせないキーワードについて、解説がきちんと記載されています。
さらに、資料の最後には『子どものことをわかってもらうための紹介用紙の書き方』についてもまとめられています。
就学相談の際に、この用紙を参考に資料作成して持参しても良いかもしれません。話し合いの中だと「わかってもらいたいこと、伝えたいこと」を全て話をするのは難しいです。そこで、資料を出しておくことで話し合いがスムーズになる可能性が高まりますし、こちらの意向を資料として残せることにもなります。保護者の意向が軽視されて判定資料を作成されてしまうことも少ないとは言え0ではありませんので、紙に残しておくことは役に立ちます。
以上のように、約100ページにわたる資料ですが、悩んでいる点ではないところでも読んでみることをお勧めします。「就学をどう考えたら良いか?」を自分なりに整理することに役立つと思います。
関心がある方はダウンロードして読んでみてください。