ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
おーくんには小学2年生(2023年度)の姉のあーちゃんがいます。
その姉のあーちゃんですが、
「ダウン症の子って、みんな療育に通うの?」
「ダウン症の子ってどれくらいいるの?」
という感じで、ダウン症について関心をもって質問してくることがちょくちょく出てきました。
その度に、ダウン症についての説明をなるべく分かりやすく、正しく理解できるように伝えています。
例えば、
- 『800人の赤ちゃんが生まれたら、その中の1人がダウン症がある赤ちゃん』
- 『ダウン症はいろいろなことができるようになるのに時間がかかる』
- 『ダウン症は治らないけど、
といった感じです。
そこで、小学2年生の姉のあーちゃんが、おーくんとダウン症についてどんなふうに思っているのかをインタビューしてみました!
インタビュー開始!
障がいについて伝えることを続けていく
いかがだったでしょうか?
僕自身インタビューをして、ダウン症のことについてしっかりと自分の考えを答える姿にびっくりしました。
そんな姿を見て、学生の時、発達心理学の専門の先生が教えてくれたことを思い出しました。
「子どもは小さくても、うまく言えなくても、家族の障がいについては結構よく分かっているからね。でも、分かっているのと理解するのは違う。どう理解していくのかは周囲の大人の影響が大きい」
そこで改めて、僕と妻はどうしてきたのか?を振り返ってみると、おーくんが生まれてからダウン症というキーワードは日常的に使ってきました。
姉のあーちゃんが年中ぐらいのときには「おーくんにはダウン症というのはあってね。だから…」という感じで、おーくんはダウン症であることを積極的に伝えるようにしてきました。
それは、おーくんのことだけでなく“世の中にはいろいろな人がいる=人は多様である”ことを少しずつでも理解してほしかったからです。
兄弟に障がいがあることは、時にはきょうだい児にとっては苦しい思いをすることがあります。
しかし同時に、身近に障がいがある存在がいることで人の多様性を実体験をもって理解することができる機会にもなり得ると思います。
そして、そのような多様性を実感を伴って理解することは、自分の生き方や他者理解について幅や深さを与えてくれるものでもあります。
そんなことを期待しているのですが、あくまで親のエゴであることには変わりありません。
姉のあーちゃん本人が、弟の障がいや人の多様性について、どう思いどう考えていくのかについては本人の自由であることは忘れないようにしていきたいです。
だからこそ、「こうすべき」「こうした方が良い」と押しつけにならないように気をつけながら、今後もダウン症や人の多様性について伝えていきたいと思います。