ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
現在、おーくんは3歳4ヶ月!
やってきましたあのイベント!
そうです、3歳児健診です!!
今回も、おーくん父である僕が行ってきましたので、どんなことをしたのか?と率直な感想をまとめてみました
1歳半健診の時の様子はコチラ↓
3歳児健診の流れ
事前にアンケートに記入
会場に行く前に、事前に送付されたアンケートに回答していきました。
『○○はできますか?』といったおーくんの発達に関するものや、『大声で怒鳴ってしまうことはありますか?』といった親の関わりや心理面に関するものが中心でした。
ちなみに、『この地域で今後も子育てしていきたいですか?』という質問があり、おーくんが居住する地域は子育てへの支援が手薄だったり、保育入園前のトラブルもあったり、全国の他の自治体の取り組みが素晴らしすぎることがあったり、で
「現在は微妙かな〜」
と率直に回答しました。「まぁ、アンケートだから健診の場では突っ込まれないでしょ」と思っていたら、保健師さんたちに「どうしてですか?」ってめっちゃ聞かれて、答えるのが大変でした><
当日の流れ
当日の流れとしては、
受付
→①眼の検査
→②発達評価と聞き取り
→③身長・体重測定
→④歯科健診
→⑤内科健診
→⑥食事指導
→⑦再度の発達評価と聞き取り
という感じでした。12時45分受付開始で13時に到着(15番目ぐらい)で、全部で2時間半ぐらいかかりました。
①眼の検査
光反応、視力、屈折などを見る検査をしました。
視力検査は事前に練習してくるようにと資料に書いてありましたが、おーくんは理解できませんでした。当然本番もできず。
屈折検査では左目に若干異常があるとのことで、「ダウン症についてのかかりつけの医療機関で相談してください」とのことでした。
ここにきておーくんも眼の異常が出てきたかもしれません。次の眼科受診のときに相談してみます。
②発達評価と聞き取り
保健師さんと1対1で遊びながら、現在の発達の様子を評価しました。発達評価は、新版K式発達検査の課題の一部を実施していました。
ここで、アンケートで記入した内容をもとに保健師さんからの聞き取りがありました。睡眠、着替え、食事、排泄の様子等についても聞かれました。
③身長・体重測定
オムツ一枚になって身長と体重を測定しました。
④歯科健診
歯医者さんによる歯科健診で、お医者さんから
「下の奥歯が生えていない。顎が小さいし顎の力が弱い。噛む力が弱いからおそらく丸呑みしていることが多い」
と指摘がありました。
ここで『ん?』となりました。その疑問を「この子ダウン症なんですが、ダウン症の中でも先ほどの状態が顕著ということでしょうか?」と率直に聞いてみました。そしたら
「あー21トリソミーね。うん、まぁそうだね。しっかり噛むようにしたいところだけど、なかなか難しいかもしれないね」との回答でした。
『ダウン症って分かってなかったですよね??』とはもちろんツッコミませんでしたが、的確な健診内容で『やはり専門の人からみると明確にわかるんだなぁ』と感心しました。
ちなみに、おーくんはしっかり噛んで食べる様子がはっきりしてきました。保育園の先生も意識して見てくれていて「最近はよく噛んで食べられています」と教えてくれていますので、現在は大きく心配しなくても大丈夫かなぁと思っています。
⑤内科検診
内科のお医者さんによる内科的な診察を行いました。特に何も言われず終了。
⑥食事指導
栄養士さんによる食事指導として、まず、身長と体重測定の結果を見ながら「今の体重だと平均の子よりは〜」といった話からスタート。ダウン症の子のデータもあるようで、ダウン症の子の平均からは大きく外れてはいないから大丈夫とのことでした。
あとは、1歳6ヶ月健診のときと同様に、砂糖の入ったお菓子、アイス、ジュースはなるべく避けるように、そして、歯磨きは子どもを寝かせてやるようにとのお話でした。
これらのことって理屈はよくよく分かるんですよ!でも、年上の兄弟とかいれば甘いお菓子を見て食べたくなるし、歯磨きも自分でやりたいって意思が強くなって寝転がってするのは毎回無理ですし、「現実は難しいよなぁー」と正直思ってしまうところです。
僕も含め多くの方はそのように思いつつも「わかりました。意識してやってみます」と答えていると思います。でも、「あくまで理屈ではそうですけど難しいことも多いですよね。○○くんはどうですか?」と一歩踏みんだ対話をしながらそれぞれの親御さんの思いを引き出していくとが必要なんじゃないかなぁと思いました。
実行が難しいアドバイスをされて「できていないからダメなんだな」とネガティブな思いをを抱きやすくなります。そうではなくて、それぞれの子どもの様子や親御さんの思いを扱いながら、無理なくできる関わりを一緒に検討することで「来てよかった」と思えるのではないかと思います。
⑦再度の発達評価と聞き取り
最後に、②でやったことと同じことを別の保健師さんと行いました。発達の評価として複数の目で評価をするということだったのかと思います。
子どもの様子で心配なことがないか?子育てをしていてくるしことはないか?両親は時間的がゆとりがあるか?といったことについての聞き取りがありました。
アンケートに記入した「微妙」評価の件についても再度細かく聞かれて『正直に書かなければよかったー』と後悔しました><
全体を通しての感想
3歳児健診を通して感じたことは、
『1歳6ヶ月健診よりしっかりやっているな〜』
でした。
3歳児健診は、自治体側は子どもの様子を把握する重要な機会と捉えているようで、ちょっとしたことでもきちんと確認するような姿勢が感じられました。
発達の評価についても、最初と最後に、別の保健師さんが同じ課題を行っていました。また、前述のように、アンケートで気になる項目はしっかりと確認する対応や、子育てに関する親の考え方や気持ちについてもしっかりと聞かれました。
この点は、1歳半健診と比べて明確に違っていたと思います。3歳児健診は義務となっている健診としては最後の健診になるので、支援が必要な子ども、医療につなげる必要がある子ども、家庭の要因でリスクがある子ども等をしっかりと把握しておこうとする意気込みが感じられました。
しかし、乳幼児健診は、発達が気になる子・障がいのある子・何らかの家庭の問題がある子の親御さんにとって行きやすい感じではないですよね。
- 特多動や衝動性に強いお子さんは待っていることが難しいので、待ち時間がある健診は親御さんも対応が大変です。
- 様々な理由(大勢が苦手な方、発達が心配など)で他の親御さんと会いたくないという方もいます。
- 精神的な症状を抱えている等で健診に連れていくことが困難である場合もあります。
よって、事情がある場合は事前に相談できて、その親子にあった配慮が受けられるということがあっても良いと思います。例えば、
- 個別の待機スペースを用意する
- 日時をずらせる(内科や歯科は医師の都合があるため受けなくてもOKとするなど柔軟いに対応する)
- 事情に応じて保健師の家庭訪問でも可能とする
などの対応の幅があっても良いのではないかと思います。
あと、受診したら給付金やギフトカードがもらえるといった取り組みがあってもいいんじゃない?と真面目に思っていたりします!
もう少し気軽にかつ行きやすいものとして乳幼児健診があっても良いんじゃないかなぁと思います。
以上、おーくんの3歳児健診を受けてみての感想でした!