うこうこまーく!
ダウン症おーくんの子育てブログ
1歳〜2歳

【おーくん】大好きな○○○を泣いて嫌がるように… 状況を分析し対応を考える

ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。

『上手くいっていたことが上手くいかなくなる』

子育てをしていると割と良くあるこの現象ですが、

最近、その魔の手はおーくんにも及んできました。

今回は、魔の手に侵されたおーくんの様子と、状況分析をして対応作戦を考えたというお話です。

小さい頃から○○○が大好き

おーくんは、小さい頃からお風呂が大好きでした。

赤ちゃんの頃から、お風呂を嫌がったり泣いたりすることはほとんどなく、いつもご機嫌で入っていました。

お風呂場に向かうドアを開けると、尋常でない速さ(!)でずりばいしてお風呂場に行こうとしていました。

歩けるようになって、ドアノブを開けることを覚えてからは、自分で開けて行けるようになったため、目を離した隙にお風呂場に入り込んでしまっていたこともありました。

そして、僕がお風呂に入る準備をし始めると、「お風呂でしょ?行くんでしょ?」と言わんばかりに近寄ってきてアピールするぐらい、お風呂大好き小僧だったのです。

つい、この数日前までは…

おーくんの異常

その日、いつも通りご機嫌でお風呂に入ってくれると思っていました。服を脱いで体を洗うまではいつもと変わりはありませんでした。

しかし、湯船に入ると、突然のギャン泣き!

何は起こったのか、全くわからず、僕は放心状態…

後で振り返ってみても、原因に心当たりはありませんでした。

それでも「大好きなお風呂だし、明日はご機嫌で入れるんじゃないか」「たまたま今日だけ機嫌が良くなかったのかな」と楽観的に考えていました。

しかし、次の日は、お風呂にも行きたがらず。連れて行こうとしても泣いて抵抗するように。

服を脱がすのも抵抗し、やっとお風呂場に入ってもギャン泣き。

その次の日も同じ感じでした。

全くの原因不明。

あんなに大好きだったお風呂を泣いて抵抗するようになり、何らかの対応の変化が求められる事態になってしまったのです。

状況を分析するためにデータを収集!そこから対応を考える

お風呂を嫌がるようになった原因は結局分からずでした。

原因がわからなくても、対応を考えなくてはいけません。そこでまず、状況をシチュエーションに分けて整理してみました。

お風呂場のおもちゃで居間で遊ぶ OK =おもちゃは楽しく遊べるの活用できそう
服は脱がさずに抱っこでお風呂場の入り口まで行く OK =安心感を感じられればお風呂場に入ることは可能
服は脱がさずにお風呂場の中でおもちゃで遊ぶ 最初不安げでしたが遊びはじめればOK =「お風呂場で遊ぶ」ことは大丈夫そう
湯船に水が入っていない状態を確認して裸になってお風呂場に行く 最初は抵抗したが、遊び始めればOK =湯船に入らなければ大丈夫そう
湯船に水は入れず、お風呂場で遊びながらシャワーを浴びる OK =シャワーは大丈夫そう

不安が一番少ないのが上の段で、下にいくにつれて不安度合いが強くなる感じになっています。不安度合いに応じた行動の階層表とでもいう感じでしょうか。

この階層を考えながら、上から少しずつ取り組んでいきました。ひとつの階層を何回か、時間をいて一緒に取り組み、不安げになるようなら無理せず、時間を置いてチャレンジするようなやり方で取り組みました。

その結果を表の2行目にまとめてあります。3行目には、結果からの考察を簡単にまとめてみました。全体を整理して分かったのは、湯船に入らず、お風呂場でおもちゃで遊びつつ、シャワーを浴びるのは大丈夫そうということです。

よって、当面はこのやり方で慣れて行こうと思います。そして次は、

  • 湯船に水(お湯)が入っていて、入らないけれどもお風呂場で遊んでシャワーを浴びる
  • 湯船に僕や姉が入っていておーくんは入らないけど、お風呂場で遊んでシャワーを浴びる

あたりを段階を追って慣れていく感じでやって行こうと思っています。

まとめ

突然のお風呂への抵抗でしたが、

「お風呂をご機嫌で楽しむおーくんの笑顔よ、早く戻ってこーーい!」

との思いで、対応を変えて取り組んでみました。その結果、状況は良い方向に変わり始めているように感じます。

今回のおーくんの件もそうですが、子どもに関わる問題は、原因がはっきりしないことが多いです。

でも、原因が分からなくても問題解決の仕方はたくさんあります。

今回はそのひとつの方法である、状況分析を取り入れてみたところ良い変化が見られました。子育てで役立つ問題解決方法について、別の方法等もまた紹介できればと思います。

 

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