まーくです。
もし将来、息子が人前で鼻をほじったらどうしよう・・・
公共の場で奇声をあげて人々から変な目で見られたら・・・
これは障害を持つ人に対する偏見でしょうか?
もちろん、障害を持たない人だって、奇声をあげたり
迷惑な行為をする人はたくさんいます。
でも障害を持つ方がそういった行為をした時に
周囲の人は障害を持つ人にどんな印象を持つでしょうか?
私が息子を出産した時
大人になったら、どんな大人になるのかな?
誰かと何かを一緒にやる喜びを味わうことができるかな
お友達が困っていたらちゃんと助けられるかな?
困っていたら助けてくれるお友達を作れるのかな?
と、社会の一員として生きていく上で、家族だけでなく、
たくさんの人と関わって生きていくことの喜びを味わって生きることができるんだろうか?
と、色んなことを考えました。
不安になったり、落ち込んだりした時もたくさんありましたが、
今は、色んなことを吸収し、ゆっくりだけど息子のペースでちゃんと成長している姿を見て、色んなことができるようになっていることに素直に驚いています。
これから先、生きていく上で、
周りに理解してもらうこと
配慮してもらうことはたくさんあると思います。
でも配慮してもらうばかりではいけないとも思います。
私が子供の頃言われて嫌だった
「小さいから仕方ないでしょ。我慢してね」
みたいにずっと、
ダウン症だから仕方ないよねって思われるだけでなく、
本人にできることもたくさんあるはずだと最近の息子を見て感じます。
それは、きっと、息子が社会で生きる上で、周りに配慮してもらうだけでなく、
息子も社会の一員としてみんなが居心地良く過ごせるために努力しなくてはならないことがあると思います。
例えば、
公共の場で大きな声を出さないとか
異性にまとわりつかないとか
他の人がいる前で鼻をほじらないとか
助けてもらったらきちんとお礼を言うとか
まず大切なのは、そういう基本的なことだと思います。
息子を見ていると、きっと、正しい伝え方や練習の仕方があればマナーやルールを身につけることができると思っています。
怒るだけでは何も伝わらない
こう言う場ではどうやって過ごすのが適切なのか伝えていくこと、
困っている時に助けてもらったらどうやってお礼を言えばいいのか
困った時、周りに助けてもらうにはどうしたらいいのか
一つ一つ具体的に伝えていくことです。
こちらはありがたいことにSST(ソーシャルスキルトレーニング)という方法が確立されています。
発達障害のあるお子さん向けに普及していますが、普通のお子さんにも役に立つことで知られています。支援学級や特別支援学校などの教育の場でも活用されています。
息子にはそれを息子が理解し活用できるように伝えていきたいと思っています。
今からできることがたくさんあるということは、不安を軽減するのに役に立つと思います。
そして、こうした社会的なルールや決まりを守ることは偏見を減らす方法にもなると感じています。
もし同じように不安を感じている方がいれば、少しでも不安を取り除き、今から大人になるまでにできることがたくさんあると思ってもらえたら、そして何か少しでも誰かの助けになればと思い投稿して見ました。これから、長いスパンになりますが、このことについて調べたことや、できること、実践してみたこと、少しずつお伝えしていければと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。