ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
2021年5月にダウン症おーくんは1歳2ヶ月を迎えました。
以前より「○○ができると良いのになぁー」と思っていたことがあったのですが、この1ヶ月でできるようになりました!
この○○ですが、発達の観点から見ても重要なもので、やりとりの基礎になり、かつ、遊びの広がりに影響を与える要素になります。
そんな○○とはいったい何なのか!?
1歳2ヶ月になったおーくんの成長の様子についてまとめていきます!
1歳2ヶ月時の様子 〜近々1ヶ月の成長〜
手をパチパチすることができるようになった
もったいぶった説明になりましたが、○○とは『手をパチパチする』ことです。
おーくんの場合、手のパチパチは意識して練習してきました。
①おーくんの動作を大人がマネしてやってみる(机をバンバン叩く、など)
→次第に、大人がやるとマネしてやるようになる
②手遊び歌を使って、手をパチパチする動作そのものを練習する
③おーくんが何か達成して褒めるときに、大人が手をパチパチしてやってみせる
→次第に、手をパチパチする動作をマネしてやるようになる
手をパチパチさせることは、その動作の意味を理解してできるようになるわけではなく、動作のマネをすることから覚えていく、というところがポイントです。
今は、「おーくん、パチパチは?」というと、パチパチしてくれるようになりました。つまり、マネをするから、やりとりにつながってきているのです。
マネをすることを“模倣する”と専門的には言いますが、模倣は人とのやりとりの基礎であり、また、模倣していくうちにその行動の意味が理解されていくことで状況の理解や適切な行動を学習してくための基礎にもなります。「学ぶ」の語源が、まねぶ(マネぶ)からきているように、学習の基礎はマネをすること(模倣)なのです。
“バイバイ”も発達上、手をパチパチするのと同時期に同様な流れで(健常の子で9ヶ月から10ヶ月頃)にできるようになります。おーくんはまだ難しいですが、パチパチと同様の練習を少しずつやっていきたいと思います。
コイン入れができるようになってきた
ボールを穴に入れる動作から発展し、コインを入れることができることが増えました。
ボール入れは穴の”位置”が分かっていればできますが、コイン入れは”コインの向き”と”穴の向き”を理解し、調整して入れていく必要があるため、難易度が上がります。
まだ安定してできませんが、目で見て穴の形を意識しながら物を入れることが少しずつできるようになってきています。
写真のようにズレてしまい上手くいかないときも多いのですが、そういう時に大人が一緒に手伝ってやっていくことで試行錯誤する力も伸ばしていくことができます。
ものを道具的に使う兆しがでてきた
物を出す、掴む、離す、だけでなく持っていじる時間が増えました。加えて、大人のサポートがまだ必要ですが、ペンを持つと殴り書きができるようになりました。今までは、ペンを持っても投げてましたが、今は持っても投げずに紙の上で動かすようになり、上手くいくと殴り書きができる感じになっています。
つねる!ことができるようになった
家族を話しているときに、おーくんが近くに寄ってきたなぁと思った瞬間、「痛っ!」と痛みを感じました。確認するとおーくんが僕の腕をつねっていたのです。おーくんは僕の痛がる反応を見てニコニコ笑っていました。妻と姉のあーちゃんに言うと、同様なことは既にあったらしく、「最近よくつねる」と。
指先を使うことが向上したのもありますが、他人の反応を引き出して面白がっている、こともあるようです。勢いよく四つ這いで逃げていったときに追いかけないでいると、「何で待て待てってこないの??」みたいな顔で見つめてきますからね〜。少しずつ人の反応を見ながらやりとりの基礎を学んでいっている段階であります。
いい成長が見られている反面…
この1ヶ月の間でも少しずつ成長しているおーくんの様子が見られています。しかし、良い成長だけではなく、大きな課題もあります!
それは、食事面の課題です。
離乳食を口から出すことが増え、一気に食事場面がストレスフルに。口の中で潰せるものであればいいのですが、硬さがあったり口に中に残るもの(ひき肉など)を感じると吐き出してしまっています。そのため食べやすくすり潰すのですが、それでも吐き出してしまうときもあり…あれって精神的にかなりきますよね。
そして、相変わらず水分はうまく飲めない状態が続いています。その様子を以前記事にまとめたときよりも、ほんのちょっぴりスプーン飲みはできてきていますが、これからの暑い夏のこと考えると不安いっぱいです。
イチゴやバナナなど果物系は好きなようなので、すり潰してお湯で割るとよく飲んでくれるので、当分この手法で凌いでいくしかないかなぁと思っています。
(「こうやったら上手くいったよ」等、良いやり方や工夫がありましたら教えてくださいませ〜)
妻と共に「まさしく今が正念場だ!耐えるんだ!」と自分に言い聞かせながら頑張っております。
まとめ
この1ヶ月の成長の様子についてまとめてきましたが、やりとりにおける基礎的な力がついてきているのを実感します。伝い歩きなどの身体的な遊びや玩具を使った操作的な遊びをしながらも、やりとりを意識して関わっていけたらと思います。
今後の成長としては、指差しの獲得、音声模倣(こちらの声の音をマネする)が見られてくると、対人面の成長がひとつレベルアップした!という感じになるでしょうか。
ゆっくりとした成長の足取りで時には立ち止まることもありますが、ひとつひとつのステップを大事にしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
マカロンバスも小さくなりましたなぁ〜