ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
ダウン症おーくんは、この4月から保育園の未満児(2歳児)クラスに通っています。
そして先日、初めての保育参加がありました。
今回、おーくん父である僕が仕事の休みをタイミング良くとれたため、保育参加に行ってきました!
今回は、保育参加の様子から、2歳児クラスの中でおーくんがどのように過ごしていて、他の子との関わりはどうだったのか?についてまとめてみます。
保育参観と保育参加の違い
今回は、子どもの様子を見ることが中心の保育参観ではなく、実際に保育に参加する“保育参加”でした。
保育士さんと同じように、その場で活動に一緒に参加ができるので、おーくんや周囲の子の様子がより掴みやすかったです。
保育参加当日の様子
参加当日は、おーくんは朝から登園していて、父はお昼寝が終わるくらいの15時に保育園に行きました。
おーくんの2歳児クラスは10人ちょっとの人数がいますが、行ってみるとその日の保育参加は僕だけで、「気が抜けないな〜」とプレッシャーを感じながら参加してきました。
いざ、部屋に入っていくと、「おーくんのパパ?」「おーくんのパパだぁ」「おーくん、パパ来たよ」と周りの子たちがニコニコしながらたくさん声をかけてくれました。2歳児はバリバリ2語文や3語文を話していて、お互いにコミュニケーションをとっていました。
トイレタイムの時には、周りの子は、自分でおむつやパンツを脱いでトイレに行き、「せんせい〜おしっこ出た〜」と戻ってきて、自分でパンツを履く子もいました。「自分でトイレに行ってパンツも履けるんだね。すごいね」と声をかけると「おうちでもやってるよ!(キメ顔)」との返事!いや〜まぶしすぎるぜ〜
なんて思いながらも、素直に
『この中で過ごしているのか…おーくんすごいわ』と感心しました。
その後、15分くらい自由遊びの時間がありましたが、周りの子はブロックをつなげて銃に見立てて遊んでいました。大きさやかっこよさを競いながら改造して、「バンバン」と撃ち合い遊びを楽しんでいました。“見立てて、イメージを使って遊ぶ”というおーくんにとっては高度な遊びを展開していました。おーくんはその中に混じりながらも、ブロックを長くつなげて遊ぶのを楽しんでいました。
そんな感じで、発達の差を見せつけられる中、おーくんも周りの子の様子を見て自分でできることを精一杯やっていました。使ったタオル自分の鞄に入れにいくときは、ロッカーの場所まで案内してくれました。また、おやつの時間にが自分の椅子を自分で持ってこようとしていました。
周りのこと同じような遊びやコミュニケーションは難しくても、”自分の身の回りのことを自分でやる”意識は周りの子にも負けない気持ちがあると感じました。
2歳児でも”異質な存在”を感じとっている
2歳となれば、発達の差は普段の生活の様子においても明確に表れてきます。その”違い”を周囲の子はどのように感じているのでしょうか?
今回の保育参加で感じたことは、2歳児の周りの子は、おーくんがみんなと同じことができない、何か違う、ということは感じているようでした。仲間を遊ぶことを覚える時期に、”みんなと同じことができない”ことは、2歳の子にとっても感じ取れるのだと思います。
同時に、「おーくん、いつもこうしているよ」と教えてくれたり「これは、やってあげるね」と手伝ってくれたりする様子から、おーくんが”できること”や、”こうしてあげると良い”ということも分かっている姿も見られました。
異質な存在であっても、なんとなく受け入れて、寄り添ってあげる、という力は2歳の子でも自然と持っているものなんだと感じました。
これは、理屈とかではなく、感覚に近いものだと思います。
まとめ
おーくんにとっても、発達の歩みを先ゆく子たちの中で共に生活することは簡単なことではないかもしれません。
周りの子にとっても、”お荷物”のようになってしまうこともあるかもしれません。
でも今は、おーくんの発達的には、現在の環境の中で生活することはプラスになると思っています。
今は『もらう』ことが多いけど、いつか『あげる』ことができるようになると良いな〜
そんなことを考えた保育参加でした。
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