ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
以前、おーくんの離乳食を食べる様子について記事にまとめました。離乳食を食べる様子と水分を摂る様子については動画でも紹介しました。
これらは生後9ヶ月時点での様子でした。当時は「このまま順調にいけば良いなぁ〜」なんて割と楽観的に考えていました。
しかし、そんな簡単にはいかないのが発達の難しさ!だったのです。
水分はいらん!!
離乳食を食べる様子についての動画の中に、実は兆候が見えていました。
水分摂取の様子では、スプーンから口に入れて飲んでるように見えますが、口から垂れているのも確認できます。この時は、「これから上手になるから今は仕方ない」と考えていました。
しかし、予想に反しておーくんが少しずつ荒ぶりだすのです。
- 口に水分を入れると、「ぶぶぶぶー」と遊び出してしまう
- 飲み込まずに「ぼぇ〜」と口から出してしまう
- 終いには、スプーンを口に持って行こうとすると顔を背けて拒否するように!
水分の温度を変えてみたり、中身を変えてみたり、試行錯誤してみましたが変わらず。特に、赤ちゃん用の飲料系は抵抗感が強く全く飲めず。
では、形式を変えてみようということで、いくつかのストローマグ(吸う力が弱くても一口分出るやつとか)やコップ飲みを試してみましたが…
「ぶぶぶぶー」「ぼぇ〜」の大連発!!
なかなか飲んでくれません。そうしているうちに、硬いうんちが出ることが多くなり、回数も減ってきていたので主治医に相談しました。そして、ST(言語聴覚士)さんの指導を受けることになったのです。
いざ、ST(言語聴覚士)さんの指導へ
「離乳食の食べる様子をみたいので、ご飯を持ってきてください」と言われ、妻のまーくは緊張しながらリハビリへ。
どんなご飯を用意したのか、普段はどんなものを食べているのか、を確認するための聞き取りがあり、この時点でドキドキがやばかったと。その後、実際に離乳食を準備して食べさせているのを見てもらうことに。
緊張の中の指導でしたが、かなりしっかり見てもらえたようで、おーくんの現状と対応について教えてもらえました。
STを受けて分かったこと・感じたこと
結論としては、“食べる方はOK、でも水分はNO GOOD”
水分摂取については
- 上唇がセンサーの働きをしており、水分を感知することで”飲む”体制が取られるが、その流れがうまくできていない
- そのため、水分を含んでも口を閉じられないし、飲み込めない
- 水分を飲みやすい形から徐々にやっていくことで、口が”飲む”ことを覚え、機能が働くようになっていく
- 当面はスプーン飲みで良いので、食事の合間に水分を摂るようにしていく
- とろみをつけても良いので、まずは飲むことを覚えてていくようにしていく
とのアドバイスを受けました。水分はダウン症の子に限らず上手くできない子も多いので、焦らずじっくりやっていきましょう、と。
ここまで、手探りでやってきたので今試している方法が正しいのかどうかの迷いがありました。このタイミングで、STを受け、現状と対応方法を知ることができて、今後は余裕を持って関わっていけるような気持ちでいます。
ダウン症に限らず、それぞれの障害における発達の特徴と関わりを知っておくことは大切ですが、どうしてもその通りにいかないことはでてきます。そのような時には、個々の状況に応じて評価を行い、対応についてアドバイスを受けられるリハビリや療育のメリットについて再確認した、おーくんの水分摂取問題でした。
アドバイスいただいたことを実践してどうなることやら!暖かい季節はもうすぐ!脱水にならによう、頼むぞ!おーくん!
最後まで読んでいただきありがとうございました。