ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
前回の記事では、
『ニューロダイバーシティ』
という考え方について紹介しました。
聞き慣れない言葉なので「なんじゃそれ?」と思われた方も多いかもしれません。
しかし、やはりこれから
必須!
の概念になるかもしれません。
発達障がい、知的障がい、認知症などの最近の書籍を読むと、至る所で『ニューロダイバーシティ』の言葉が出てくるようになっています。
また、経済産業省のHPでもニューロダイバーシティについて説明がなされていて、推進していくとの記載があります。
そんな『ニューロダーバーシティ』について、一般の人にも分かりやすく、しかも読みやすく解説されている本を見つけました!
それがコチラ!
公認心理師・臨床心理士である村中直人さんの“ニューロダイバーシティの教科書”という本です。
「ニューロダイバーシティとは何か?」について、一般の人にも分かりやすく解説されています。
また、ニューロダイバーシティという考え方がいろいろな障がいのある人を理解する上で役立つことや、障がいのある人だけでなく全ての人の通じる考え方であることがとてもよく分かる内容になっています。
読み終わる頃には、障害のある人の取り巻く環境をより良いものにするためには、ニューロダイバーシティという考え方が必要であることが理解できると思います。
合理的配慮やインクルーシブが叫ばれていても実現しないのは、障がいのある・ないという視点だけでなく「人間全体をどう捉えてくのか?」という土台の認識と議論が足りないからだと感じています。
まさにその土台を作っていくためにはがニューロダイバーシティという考え方が必要だと思います。
一見、とっつきにくい言葉ですが、是非、障がいのある人に関わる人には読んでほしい1冊だと思いますので、よければ手に取ってみてください。