ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
ダウン症おーくんは現在年中ですが、就学に向けての相談が少しずつ進んでいます。
小学校の選択肢は
①地元小学校の支援クラス利用(知的障がい)
②特別支援学校(知的障がい)
の2択です。
そこで、②の特別支援学校の選択肢を考えるのであれば「見学を年中さんのうちにやっておきましょう」という話になり、先日、見学に行ってきました!
今回のその見学のときの様子と、行ってみて感じたことをまとめてみたいと思います。
見学に行ってどんなことをしたのか?
見学は午前中の9時から11時半ぐらいまででした。流れは以下の感じです。
現地集合
①体育館で小学部の子どもたちに混じって、朝の体操や運動
②1年生の教室に移動して朝の会へ参加
③休憩時間に自由遊び
④校内見学
⑤まとめの会
終了
見学参加者は、おーくんと父と母、そして保育園の加配の先生も一緒に同行してくれました。
見学を通して、小学部の部長の先生が案内や説明をしてくださり、教育相談関の先生がおーくんの行動観察をしていました。
おーくんは、初めての場所なので最初は少し緊張している様子で、自分から僕やママに手を繋ごうとしていました。部長の先生が優しく対応してくれてすぐ慣れたようで、体育館に行くと自分から他の子が遊んでいるところにガツガツ入っていってました。
いよいよ見学スタート!
体育館での自由遊びの時間が終わって、一緒に片付けをして、①体育館で朝の体操や運動をしました。
1年生のクラスに混じって、音楽に合わせて踊ったり、持ち物を持って決まったところまで行って戻ってくる競争をやったりしました。
その後、②1年生の教室に移動して朝の会へ参加しました。たまたま欠席の子がいたのでその子の席に座らせてもらいました。先生に「ここどうぞ」と勧められると自分から着席して、会の最後まで座って受けることができました。
名前呼びをしていただいて、元気に手をあげて「あい!」と答えていました。絵本読みも周りの子と一緒に掛け声や動きをやろうとしていました。
朝の会の後は、③自由遊びをしました。おーくんが大好きなおままごと(ご飯を作って出してあげる)を先生とやりました。
おーくんの行動観察をしていた教育相談の先生方から、話せなくてもことばの理解はよくできていること、ジェスチャーで伝えようとする意欲が高く表現も豊富であることを褒められました。
自由遊びに時間が終わると、④校内見学に行きました。小学部から中学部、高学部といった学校内の施設を一通り案内していただきました。
見学後、会議室に移動して⑤まとめの会をしました。教育相談の先生から、おーくんを観察した上で、以下のようにコメントをいただきました。
- ことばは出ていなくても人とか関わろうとする意欲や周囲の子と同じようにやってみようとする意欲は高い。
- 支援学校のような個に特化した環境が本人の成長に必ずしも良いとは限らない。今後の成長に期待できるので地元小への進学も検討していっても良いと思う。そのため、そちらの見学や体験もしてほしい。
- 来年度の様子も知りたいので、来年度もう一度、特別支援学校の見学や体験にきてほしい。
やりとや集団活動など色々な様子を見ていただいて、おーくんの可能性について前向きな評価をいただけて嬉しかったです。
まとめ
今回、見学させていただいて、具体的なイメージが持てたのはとても良かったです。特に、小学部だけでなく高等部の生徒の活動の様子も見させていただき、入学後の継続的な生活のイメージが持てたのが良かったです。
見学をしてみて、率直に感じたことは
「ここなら安心かつ楽しく通えるのは間違いない」
と感じました。でも、同時に
「中学生もしくは高校生になることにはこの学校に進学することにはなると思うけど、小学校の段階でここに進学することがおーくんの成長のために本当に良い選択なのか?」
とも感じました。
安心かつ楽しくが最優先でと考えていましたが、実際に見学すると「本人の成長にベストの選択なのか?」も考えてしまいます。
この成長を願うばかりにあれもこれもと欲張ってしまう。
でもそれって、子を思う親なら当然ですよね。もちろん障がいのあるない関係なく。
選択には悩みがつきものだけど、幸せなことでもある
と思います。
まだ時間はありますので、地元小の支援クラス(知的障がい)の見学、放課後デイサービスの検討、そして、おーくんの発達状況等々を考えながら、少しずつ整理して判断につなげていきたいと思います。