うこうこまーく!
ダウン症おーくんの子育てブログ
4歳〜5歳

“ジャンプ”ができるってそんなに重要? ジャンプの基礎とダウン症児が習得するメリットを解説!

ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。

いきなりですが、まずはコチラを見てください!

おーくん、4歳3ヶ月にしてやっと

ジャンプができるようになりました!!

3歳を過ぎてから、ジャンプの習得のために普段の生活の中でできることを意識して取り組んできましたが、1年3ヶ月かかってやっと習得しました!

そこで今回は、

  • なんでそんなにジャンプにこだわっていたのか?そんなに重要なの?
  • ダウン症の子がジャンプ習得できるメリットは?
  • 押さえておきたいジャンプの発達段階とは?

とジャンプの基礎とダウン症児に重要な理由についてまとめていきたいと思います。

うこうこ
うこうこ
次回の記事では、おーくんがジャンプの習得にどのように取り組んだのか?についてまとめてみます。よければ次回の記事も見ていただけたら嬉しいです。

ジャンプができるようになった4歳3ヶ月の発達の様子についてまとめた記事はコチラです↓4歳時の発達検査の結果とそこから読み取れることについてもまとめてあります。

【4歳3ヶ月】ダウン症おーくん、ついに◯◯◯◯ができるようになった!!ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。 ダウン症おーくんは4歳を越えてから、いろいろな発達の壁にぶち当たっています。 ...

ジャンプの基礎を理解する

まずは、子どもの発達におけるジャンプの基本をまとめたいと思います。

なぜジャンプの習得がそんなに重要なのか?

小学生の遊びや運動の様子をイメージしてください。

遊びでは、鬼ごっこやかくれんぼはよくしますよね。体育では、サッカー、バスケ、バレー、ドッジボールなどのボールを使うスポーツや、縄跳び、鉄棒、跳び箱やマットなどの器械運動をします。

そのような体を動かす遊びや運動のほぼ全てにジャンプは使います。

動きのダイナミックさや効率性、危機回避などにジャンプは役立ちます。

また、ジャンプ動作は、全身運動能力、瞬発力、柔軟性(特に膝)、バランス力、心肺機能などを鍛える効果があると言われています。

ダウン症の子にとってジャンプの習得が重要なワケ

ダウン症の子にとってはジャンプの習得はどのように重要なのでしょうか?

“ウィンダーズ先生のダウン症のある子どものための身体づくりガイド”では、ダウン症の子どもがジャンプを習得する効能として以下のことが挙げられています。(※わかりやすいように一部改変)

  • ダウン症児が弱い、腹、ふくらはぎ、足の内側のアーチを鍛えることができる。
  • 足指や足首の力がつき、安定した歩行を可能にする。
  • 扁平足の予防になる。
  • 歩行や粗大運動スキルの習得に必要な足の形をより良くする。
  • 体幹の安定と腹筋を使ったバランス力の向上につながる。

歩行の安定や扁平足予防につながるのは、ダウン症の子どもの将来的な生活の質に関わってきますので、ジャンプの習得がいかに重要かが分かります。

うこうこ
うこうこ
このウィンダーズ先生の本は、このブログではしつこいぐらいに「ダウン症の子どもがいるご家庭に1冊!」と紹介しています。それぐらいオススメで、おーくんの発達にも大きく役立ってくれています。

ダウン症の子がジャンプができるのは何歳?

健常な子の平均的な発達では、おおよそ2歳程度でジャンプを習得します。

しかし、ダウン症の子は全体的に発達がゆっくりであることが多いです。

そのため、ダウン症の子がジャンプができるようになるのは平均して4歳程度とのことです(先項で紹介しましたウィンダーズ先生の本p385)。

ウィンダーズ先生の本にも書かれていますが、ジャンプの習得には個人差があり、早い子は3歳ぐらいでできる子もいれば、もっと時間がかかる子もいます。

あくまで平均の数値であるため、比較して一喜一憂し過ぎず、今できることを大事に考えていくことが大切です。

押さえておきたいジャンプの発達段階

ジャンプにもいくつかの習得すべき発達段階があります。

これを知っておくことで、遊びの中で練習するために参考になりますし、ひとつの段階が達成できたことに気づいて褒めてあげたり一緒に喜んだりすることができます。

それでは、ジャンプの発達段階ですが、

  1. その場ジャンプ
  2. 前方ジャンプ
  3. 飛び降りジャンプ

“発達には流れ(順番)がある“ため、基本は①から獲得していくことになります。

①のその場でジャンプができるようになれば、次は②の前方に向かって進んでいくようなジャンプを練習します。それができるようになれば③の少し高いところから飛び降りるジャンプを練習していきます。

まとめ

以上のようなちょっとした発達の基礎を知っておくことで、日常の場面に活用することができると思います。

「気合を入れて練習するぞ!」は大変ですので、

「この遊びだったらこうしてみたら良い練習になるかも!」と意識して少しだけ手を加えていくぐらいが無理なく続けられると思います。

子どもからしても、ジャンプだけをひたすら練習するのはあまり楽しくないですよね。

一緒に遊びを楽しみながら、ジャンプの練習の要素を取り入れていけると良いと思います。

おーくんの場合は、公園に行って遊ぶときに色々意識しましたし、家の中では好きなカエルのマネごっこや天井タッチ遊びとかよくやりました。そのような、おーくんが実際に取り組んだことについては次回の記事でまとめたいと思いますので、よければそちらも見ていただけたら嬉しいです!

 

島﨑. (2011). 乳幼児期における運動あそびの必要性: 発達段階にあわせた運動あそび. 紀要34, 111-118.

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