ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
2022年8月で、ダウン症のおーくんは2歳5ヶ月となりました。
今回も、この1〜2ヶ月のおーくんの様子をまとめてみたいと思います。
ことばは出なくても、表現の力は伸びる
ことばの発達に遅れがある子でも感情を表現する力は少しずつ伸びていきます。
ことばで言えなくても、行動や態度で表現しようとします。そして、表現する感情の幅も拡がっていきます。喜び、不安、怒り、悲しみ、などの多様な感情を、その強さに応じて様々な形で表現することができるようになります。
まさに、おーくんもそんな感じで、表現の幅が広がってきたと感じています。
「ねぇねぇこっち見てよ!」「これやってよ!」の要求の表現はすごく明確になりました。近寄ってきて、肩や胸をバンバンと叩いて伝えようとします。要求の気持ちが強いときは結構な力で、しつこく、叩いてきます。そして、要求だけではなく「これできるから見て!」とか「これできたから見て!」と共通の注目を得ようとするときにも、バンバン叩いてくることも増えてきています。伝えよう!という気持ちが強くなっている証拠だと思います。
また、「それ違う!」「イヤっていってんじゃん!」って拒否から怒りの感情が出てくると、机をバンバンと両手で叩いて怒りを表現するようになりました。
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いけないことをして怒られたときにも、同じように机を叩きます。感情を細かく差別化して表現できるレベルではありませんが、ネガティブな感情が生じたときにそれを表現しようとしています。そのため、上手くいかない、納得いかない、といった時も同じように机を叩きます。ここから少しずつ感情の種類によって表現の幅が広がっていくと良いなぁと思っています。
人への意識から、関わりへの意識へ
今までは、他人の反応を”見ている”ことが中心でしたが、自分から色々と人に働きかけることが増えてきました。
他人の反応が面白い!ことに気づいてきたのだと思います。
姉のあーちゃんの「やめてー」と言いながら逃げ回る反応が面白くて、追いかけ回したり、噛み付いたり、上に乗ろうとしたり、何度もしつこくやっています。
また、ワザと物を投げたり、いたずらをしたりして、大人の反応を引き出そうとすることもあります。
『自分が関わる→他人が反応する』ことに興味をもつようになり、『点から線』へのコミュニケーションになってきているといえます。そのようなやりとりの基礎となる力が少しずつついてきているのだと思います。
対応する大人がどう反応するかが重要な時期にもなってきているため、メリハリのある対応を心がけていきたいと思います。
まとめ
表現やコミュニケーションにおいて、成長して伸びているというよりは、幅が広がってきているというのが正しいように思います。
ことばが出ていないことでことばを使った表現ややりとりができないため発達の“伸び“は少なくなりがちですが、今はできることの幅を広げていく時期なのだと思います。
2〜3歳のことばでのやりとりが難しい子には、関わるときに意識しておきたいいくつかのポイントがあります。
おーくんがその時期になってきているので、整理をすることを兼ねて、記事にまとめていきたいと思いますので、今後もチェックしていただけると嬉しいです。
そして、来月は2歳6ヶ月のひとつの区切りのタイミングになりますので、発達の様子についてもしっかりと見ていけたらと思います。
スイカ、食べられるようになったぜ〜
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