ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
2歳までの折り返しを過ぎて、今月でおーくんは節目の1歳6か月を迎えました!
毎月恒例の、発達の3つの観点に沿ってこの1ヶ月のおーくんの変化についてまとめていきたいと思います。
①体の発達
自力立ちが安定してきた
1歳5ヶ月の時に、自分で立つこと(自力立ち=たっち)ができるようになりました。そしてこの1ヶ月の間で、立つ回数が増え、長い時間立つことができるようになり安定感が出てきました。
そのためか、玩具を手に持ちながら立ったり、立ちながらいじったりする姿が見られるようになりました。
動画の中には、右足を(ちょっとだけ)一歩踏み出す様子も見られています。小さい一歩ですが、おーくんにとっては大きな一歩なんだと思います。
②目と手の発達
道具的な操作が向上した
遊びの中で、おもちゃの性質に合わせて遊ぶ(=道具的な操作をする)様子が増えてきました。
おもちゃの車を走らせて遊んでいます↓雑ですが><
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また、砂遊びでは、スコップで砂をすくう動作ができるようになりました。
砂遊びは感覚遊びが中心でしたが、遊びの発達段階においてひとつ上の段階の遊びができるようになってきたといえます。(まだまだ口に入れようとしますが)
砂遊びの発達段階については、以下の記事も参考にしてみてください。
その他、道具的使い方での遊びとしては、
- おもちゃの太鼓を叩く
- 紐がついたおもちゃの紐を持ってぶらぶらさせる
- 鉛筆(やペン)で殴り書きをする、
等々があります。遊びを通してできることが広がってきているので、色々なおもちゃを使って遊んでいきたいと思います。
一方で、指先の使い方が左右の手で発達段階的にズレがあるので、苦手な方の手をうまく使っていけるように意識して関わっていきたいと思います。指先の使い方については別の記事でまとめたいと思います。
③ことばの発達
ことばそのものについては大きく変化は見られていません。使う音のバリエーションも1ヶ月前とほぼ変わらずといった感じです。
しかし、コミュニケーション面では大きな変化がありました!
指差しをするようになった
対象は不明確なときもまだ多いですが、指差し動作をするようになりました!これは、結構大きな成長なのです。
コミュニケーションにおいて”指差し”は重要な役割を果たします。自分と相手だけの2つの関係から広がって、自分と相手と(指差し先の)対象の3つの関係をもてるようになることで、意思や要求を表現する力や、「あれ、綺麗だよ!」などの感情を共有する力が伸びていくことになります。
特に、ことばの表現を獲得するのが遅れるダウン症児にとって、指差はことば以外で意思表示をする重要な手段となります。
指差しの重要性、発達段階、指差し動作を引き出すための工夫などについては、別の記事で詳しくまとめたいと思います。
まとめ
ダウン症児の運動発達では、歩行獲得が3歳程度になることが多いといわれています。発達がゆっくりでも、いつか歩けるようになる子がほとんどであるため「長い目でゆったりと考えておけば良いかな〜」と思っていました。その考えは変わらないのですが、この2ヶ月の成長を整理すると、歩行練習は意識してしっかりやっていくタイミングなのだと改めて感じました。発達段階に合わせて適切な関わりをしてあげることが成長には重要だということを、再確認しました。
また、指差しをする様子も増えてきました。そのため、指差しを使用したときにどのような声がけをするかが重要になってきます。「○○があったね」と一緒に共有していることを伝えることや、「大きくてすごいね」とか「くるくる回っていて面白いね」と感情の動きを言葉で返してあげることで、やりとりをする力を伸ばすことにつながっていきます。
以上の点を意識しながら、日々の関わりに活かしていけたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。