ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
おーくんが通う特別支援学校ですが、先日、文化祭がありました。
その文化祭の一般公開日に行ったときのことです。
そこで、ダウン症の素敵な高校生に出会いました。
その姿を見て、ダウン症のある息子・おーくんの将来を想像し、なんだか希望を感じることができたんです。
今回は、そんな文化祭での出来事について書いてみたいと思います。
文化祭で出会った、陶芸品を販売する高校生
おーくんの支援学校では、一般公開日には、班活動で制作したものの販売が大人気です。
駐車場も人もいっぱいになります。
クッキーやケーキ、陶芸品、レザー品、木工品など、たくさんのものが販売されます。
色々な売り場を回ってみていると、陶芸品を販売しているダウン症の高校生がいました。
「いらっしゃいませー。とても良い品が揃っていますよ。見てってください」
大きな声で、笑顔で客を呼び込んでいました。
しかも、ただ同じ場所に立って声を出しているだけではなく、立ち位置を変えながら、一生懸命にお客さんを呼び込んでいたんです。
その姿を見て、「良い接客だね」と声をかけている方がいました。
すると、その高校生は笑顔で丁寧なお辞儀をしていました。
褒められたときに、笑顔で丁寧に反応できる。
そんな姿も、とても素敵だなと感じました。
おーくんにも、優しく声をかけてくれた
さらに印象に残ったのが、おーくんとのやり取りです。
その高校生は、おーくんの姿を見ると、
「かわいいね〜」
と、笑顔でタッチを求めてくれました。
おーくんも嬉しそうに、タッチをしていました。
自分から自然に声をかけ、温かく関わってくれる姿。
小さい子どもにも、こんなふうに優しく接することができるんだなと感心しました。
それは、策略とか計算とか、そういうものとは無縁の、自然で、純粋な周りの人に対して好意的に関わろうとする気持ちそのものだったと感じました。
その姿がとても印象的でした。
30分後にもう一度見かけたときも、変わらない姿
それから30分ほど経って、同じ場所を通りがかりました。
すると、その高校生は変わらず大きな声で客を呼び込んでいました。
一生懸命に販売の係を務めている姿が、そこにはありました。
任された役割をしっかりとこなすだけでなく、立ち位置を変えながら工夫しながら、小さいこどもも含めた周囲の人に笑顔で関わる。
そういったふるまいを、純粋な気持ちからできているところが本当に素晴らしいと感じます。
もちろん、短い時間に見た姿だけで、その高校生のすべてが分かるわけではありません。
それでも、僕にはその雰囲気から温かさや優しさが伝わってきました。
息子の将来に希望を感じた理由
おーくんの子育てをしている中で、将来については、楽しみや期待がある一方で、漠然とした不安もあります。
これからどんなふうに成長していくのだろうか…
どんな人になっていくのだろうか…
親として、いろいろなことを考えます。
そんななかで今回、文化祭で出会った高校生の姿を見て、おーくんの将来を具体的に想像することができました。
「おーくんも、こんなふうに成長していってくれたらいいな」
そんな気持ちが湧いてきたんです。
真っ直ぐに、前向きに。
そして、周りの人たちと温かく、積極的に関わっていける人になってくれたらいいな。
今回出会った高校生は、私にとって、そんな理想の高校生像をリアルに感じさせてくれる存在でした。
そして、もうひとつ感じたことがあります。
こうした素敵な先輩が育った学校を選んでよかった。
そう思えたことも、今回の出会いで嬉しかったことのひとつです。
学校生活のなかで、さまざまな経験をしながら成長していく。
その先に、今回出会った高校生のような姿があるのだと思うと、おーくんのこれからが楽しみになりました。
もちろん、ダウン症のある人の成長の仕方は、一人ひとり違います。
おーくんが今回出会った高校生と同じように成長するとは限りません。
それでも、実際に成長した先輩の姿を目の前で見ることができたのは、私にとって大きな意味がありました。
漠然としていた将来のイメージが、少し具体的なものになったように感じます。
子どもの将来は、実際に出会った人の姿からも考えられる
子どもの将来について考えると、期待だけでなく、不安を感じることもあります。
特に、まだ幼い子どもを育てていると、将来どんなふうに成長していくのか、なかなか想像できないこともあると思います。
私自身も、そうです。
だからこそ今回のように、実際に成長した先輩の姿に出会えたことは、貴重な経験でした。
今回の高校生の姿を見て、改めておーくんにも、周りの人たちと温かく関わりながら、前向きに成長していってほしいと思いました。
これから、おーくんがどんな人になっていくのか。
まだ分からないことはたくさんあります。
でも、今回出会った先輩の姿を思い出すと、息子の未来を考えることが、少し楽しみになります。
これからも、おーくん自身の成長を見守りながら、一緒にいろいろな経験をしていきたいと思います。
今回の文化祭での出会いは、そんな気持ちを改めて感じさせてくれる出来事でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。


