ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
少し前の記事になりますが、1歳11ヶ月の様子について、おーくんの発達がどのくらいの段階にあるかを評価した内容をまとめました。
そして、ほぼ同じタイミングで、リハビリを受けている医療機関で発達検査を実施してもらいました。
先日、その結果について聞いてきたため、おーくん父の評価と比べてみてどうだったのか?についてまとめてみました。
おーくん父の発達評価と、医療機関での発達検査を比較!
おーくん父による発達評価
まずは、おーくん父の評価した結果からです。
1歳11ヶ月時点で、普段のおーくんの発達段階はおおよそこんなものかな〜という感じで評価した結果がコチラです↓
体の発達 | 1歳1ヶ月 |
---|---|
目と手の発達 | 1歳3ヶ月 |
ことばの発達 | 1歳1ヶ月 |
(あくまで、普段の遊びや生活の様子からの評価です)
全体の発達指数(DQ)は61との数値になり、1歳11ヶ月の子の平均的な発達を基準とすると、6割程度の発達ペースであると考えられます。
医療機関での結果
新版K式発達検査を実施してもらい、その結果がコチラです。
おーくん父の評価の基準に当てはめると
体の発達 | 1歳5ヶ月 |
---|---|
目と手の発達 | 1歳4ヶ月 |
ことばの発達 | 1歳1ヶ月 |
との結果になります。
全体の発達指数(DQ)は68ということで、おーくん父の評価より若干高くなっています。これは、おーくん父の評価より体の発達についての結果が良かったためです。
結果を比較してみて
目と手の発達とことばの発達は、ほぼ同じ結果でした。よって、家庭での遊びや生活での様子と、検査場面ではほぼ同じパフォーマンスだったということで、おーくんの発達段階として確かなものとして捉えて良いと思います。
評価と検査結果で唯一異なる点は、体の発達についてです。
検査場面での様子を聞くと、「片手繋ぎで階段の登り降りができていた」「小さい段差であれば手すりを使用して一人で昇り降りする様子もあった」とのことで、普段はできないことが検査場面ではできていました。
この点については、家には階段がないのと、公園などの外出場面だと嫌がって座り込んでしまっていたので、評価の上では”難しい”と判断していたんでよね。普段から訓練で使っている慣れた場所だったり、訓練の場なので昇り降りしやすい環境設定がされていたり、と場面設定の影響もあったのだと思います。
それでも、機能的には“手を繋いでの段差の昇降はできるようになってきている”と考えられるので、その発達段階に合わせて、普段の生活で意識した関わりや遊びに繋げていきたいと思います。
まとめ
今回は、おーくん父が行った発達評価と、医療での発達検査の結果を比較してみました。
目と手の力とことばの力については同様な結果でした。体の発達については、発達検査場面の方が、おーくんん本人の持っている力を十分に発揮でき、おーくん父の評価以上の結果となりました。
評価と検査結果を照らし合わせてみて、改めて、今後のおーくんへの関わり方を整理してみると、
体の発達
- 段差の昇り降りを練習していく
- 砂利道や坂道などの不整地を歩く機会を増やす
目と手の発達
- 「〜したい」という目的に応じた手の操作を練習していく
- 形のマッチングにつながる遊びに取り組んでいく(型はめなど)
- 殴り書きでも良いので、”描く”ことを遊びに取り入れていく
ことばの発達
- 「おしまい」「もう一回」などの要求表現をジャスチャーで伝える機会を増やしていく
- 絵本の読み聞かせや日常の中で、「○○あったね」と声がけし、実物とその物の名前をつなげていく
という感じになりそうです。
発達検査の結果は、場面の設定、環境の様子、検査者との関係性、その時の体調や意欲の程度、等々に影響されることもあるので、常に誤差が生じる可能性があります。そのため、結果が絶対と言い切れないところがありますが、子どもの発達における位置と次の一歩を確認し、今後の関わりに活かすためには大変役に立つ支援の一つでもあります。
今回の評価と検査結果から分かったことを、普段の生活の中で活かし、おーくんの成長につなげていけたらと思います。
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