ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
今回は、多くの方が苦労している食事関係の話題です。
ダウン症おーくんも、離乳食や水分摂取は進まず、毎日がある種の”戦い”状態です。妻が最前線で戦ってくれていますが、戦況は進展せず疲弊していっているような状況です(僕は後方の補給係みたいなものですが)。
特定の限られたものしか食べない、水分は飲まない状態のおーくんを前に、戦意喪失しかけていた私たちの前に、救世主が現れた!とという、今回はそんな内容です。
離乳食を食べなくて困っている方や水分を飲むのを嫌がって困っている方へ、ひとつの選択肢として役に立つかもしれませんので、よければ覗いてみてください。
現在のおーくんの様子
ダウン症おーくん、離乳食を開始した直後は何でもパクパクと笑顔で食べていました。
しかし、次第に口から出すことが増え、口に入れるのも嫌がるようになっていきました。
そして、今や、固形物を感じたらとりあえず吐き出すようになり、好んで食べるのは「白米」(何か混ぜるとNG)と「ヨーグルト」にみになってしまいました。
限られた特定のものしか食べないため、体重は増えず、診察のために病院にいくのが大きなプレッシャーになっています。さらに、暑くなってきているため、水分を取らせようとしても、口に入れては「ブー」と吐き出してしまいます。良くてもスプーンで数口飲む程度で、コップやマグ飲みにはまだまだ遠い現状です。
離乳食を頑張って作っても全く食べてくれない時は、
(C)カラー
のような気持ちになります…
妻は「もう何も考えない、感じないわ」と自分に言い聞かせながらやっていて、毎日やっている妻は本当にすごいなと思います(読んでいただいているお母さん・お父さん方も!)。
救世主「○リ○ル」と「○○ジ○レ」が現る!
そのような状況が続く中、救世主「○リ○ル」と「○○ジ○レ」が現れました!
救世主「○リ○ル」とは堕天使ベリアル!食事なんか関係ねー!全てを破壊してやるー!!
冗談です…あまりの暑さでおかしくなっていました…すみません。
気を取り直していきます。救世主とは、「(はじめての)シリアル」と「うるジュレ」です。
はじめてのシリアル
ベビーフードなどで有名な和光堂(WAKODO)さんのシリアルで、1歳から食べることができます。
画像では2種類ですが、実際には3種類の味が出ています。ドーナツ型で小さめの形をしているため、掴みやすく食べやすいです。口に入れると溶けやすくなっているため、飲み込みぐせがつきやすいダウン症の子にとっても安心です。
手の小さいおーくんでも、自分で掴んで口に持っていきます。このシリアルに限っては、あるだけ食べてしまうような勢いで、「もういらん」ということがありません。ホントニタスカリマス〜。
うるジュレ
森永乳業さんが出している水分補給のためのジュレで、マザーズセレクション2019の大賞に選ばれた商品です。1歳の子から飲むことがでます。
水分補給だけでなく、ミネラルや乳酸菌も入っています。塩分も入っていますが、乳児が取りすぎないように適切な量(1個100gにつき0.10g)なので安心して飲ませることができます。
画像にあるように3種類の味が出ています。甘味や味は薄いですが、お子さんによって好みがあるかもしれません。ちなみに、おーくんは緑のぶどう味しか飲んでくれません(笑)。
自分で持ってギュッと出したり吸ったりすることはまだできないので、こちらで出してあげる必要がありますが、「ちょっと待って!」と思うぐらい食いついてきます。
水分補給は命に関わることですので、水分を取れないおーくんはこれからの夏本番に向けてどうなってしまうのか不安でしかありませんでした。しかし、このうるジュレが飲めたことで乗りきれそうな見通しが持てました。頼むぞ!おーくん!
水分摂取の救世主は「○○○○飲み」
マグ飲みやコップ飲みはもちろんのこと、スプーン飲みも嫌がるおーくんにとって、水分補給は大きな壁として立ちはだかっていました。
そんな時に、病院で知り合ったダウン症の女の子のお母さんとお父さんが教えてくれた方法が、パックになった麦茶のストロー飲みでした。
早速、パック麦茶を買って試してみました。いくつかの種類を試してみて良かったのが、伊藤園さんの子ども麦茶です。おーくんが吐き出す回数が少なかったので、子どもに飲みやすい味になっているのだと思います。
最初は、吐き出すことがありましたが徐々に飲めるようになっていきました。ストローを噛むことは好きなようで、噛んでいるうちに、こちらがパックを押して麦茶を出してあげると口に入った麦茶を「ごくん」と飲めるようになっていきました。それからは割とスムーズに飲めるようになっていきました。とはいっても、嫌がるときもあり、一度にたくさんの量は飲めないので、うるジュレと併用していきたいと思っています。
本当の救世主は、病院で話をきいて色々と教えてくれたダウン症の女の子の先輩ママさん・パパさんかもしれませんね。
まとめ
食事関係は、僕たち親にとっては精神面の修行のようなものです。毎日が試行錯誤の中、おーくんにとって良かったものを3つ紹介しました。
毎日、食事関係で僕たちと同じような日々を過ごされている方の、ひとつの選択肢になれば良いなと思っています。
また、もし良ければ、皆さんの試した方法で良かったものがあれば教えていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただきありごうございました。
(食べたり飲んだりしてくれるのは嬉しいけど、出費はかさみますね〜><)