ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
ダウン症おーくんは4月から保育園の年少組に入園しました。
今までいた未満児クラスとは、先生もお友達も環境もガラリと変わりました。
特に先生に関しては、担任・副担任・加配の先生の全ての先生が変わりましたので、改めてダウン症のことやおーくんのことについてまとめたものをお渡しすることにしました。
サポートシート【年少版】が完成!
理想はサポートブックのように詳細にまとめたものを作成できれば良いのですが、
- 直感的に見て分かりやすい
- 短時間でポイントを抑えられる
という点を重視して、今年度もサポートシート形式にしました。
それで完成したのがコチラ↓
おーくんの写真は煽っている訳ではありません(笑)。
舌を出している姿はダウン症という特徴をよく表しているのと、その姿が僕が単純に好きだからです^^
なんとなくパッと見たときに読みやすい形式を考えてみましたが、いかがでしょうか??
昨年度のサポートシートから変更した理由
昨年度、未満児に入園するときにもサポートシートを作成しました。
こちらは、
『ダウン症は本人のひとつの特性として理解してもらって、おーくん本人をしっかり見てもらいたい』
という思いをもとに内容を考えました。
そこから今回のサポートシートは内容の形式を変更しています。
それには理由があります。
未満児クラスで見ていただいた先生は、おーくんのできることを大切にしながら温かく関わってくれていました。しかし、同年齢の子と比べてできないことが多い中、何を目標として支援していけば良いのか?に迷いがあったようでした。
発達の遅れがあるおーくんにとって、同年代の子と比べてできないことをできるようにしていく支援よりも、おーくんの現在の発達段階の次のステップを意識して支援することが重要です。
そのため、以下の2点が改めて必要だと思いました。
- 現在の発達の全体像を具体的にお伝えすること
- 先生方と密に連絡をとり連携していくこと(が大切との思いを伝えること)
①については、子どもの発達を理解するために重要な4つの観点に基づいた形式にし、できることと困難なことを具体的に示しました。
子どもの発達を理解するために重要な4つの観点についてはコチラの記事で解説しています↓
②については、サポートシートとは別に、先生方への手紙も書きました。内容のポイントは以下になります。
- 今の発達段階では、運動面や認知面について特別な訓練や療育の必要性はないこと
- 言語面については、おーくんの意思表示等を大人側が言語化して伝え返してあげること
- 他者意識が向上しているので、集団場面での生活を基本として、興味関心を広げ、いろいろな経験を積むことが大切なこと
- 以上の点を中心に、共通の理解を図り、連携していきたい思いがあること
という感じで、今の親の願いと、今後は共通理解を確認しながら連携していきたい旨をまとめて伝えました。
まとめ
サポートシートは大きく内容を変更し、親の願いも同時にお伝えする形式で、おーくんに関する情報を保育園に伝えました。
このサポートシートはあくまで土台です。
この先、その土台の上に、園の先生と情報を交換したり、確認したり、考えたりしたりすることを通して、集団場面におけるおーくんの情報を積み上げていくことが大切だと思います。
そんなふうに上手くいくことを願って、今後の保育園生活を支えていけたらと思います。