ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
ダウン症おーくんは4歳を越えてから、いろいろな発達の壁にぶち当たっています。
例えば、ことばの力では、単語の表出が中々増えません。
「新しいことばを言えるようになった!」と思ったら、なんでもかんでも「たこ!」と言って楽しんでいたりします(それも可愛いんですが)。
そんないつもと変わらなーい日常を送っていましたが、ある日、姉のあーちゃんがおーくんの大きな成長を発見してくれたのです!
「おーくん、○○○○できてるよ!」と。
それがコチラ!
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なんと、ジャンプができるようになりました!!
静止画で見ても、
ちゃんと宙に浮いてますね!!
両足でジャンプをするは運動の発達においては大きなひとつの課題ですので、できるようになったということはとっても大きな成長です。
これまで取り組んできたことと今後の課題
ダウン症の運動発達については、ウィンダーズ先生の本を参考に日常でもできることを取り入れてやっています。
このブログでも何度も紹介していますが、この本はマジでおすすめです!
そのウィンダーズ先生の本では、ダウン症の子がジャンプができるようになる平均は4歳と書かれています。そして、ジャンプ獲得のための練習方法についても詳細に書かれています。
その方法を参考にしながら、おーくんが取り組んだのは、
- 不安定な足場を歩く(体幹の力、バランスを保つ力を高める)
- ボールを投げたり、蹴ったりする(足や手を中心に体の連動性を高める)
- 「せーの!」でジャンプをする動作の練習をする(他人がやっているのを見て模倣することを通して動作を練習する)
ウィンダーズ先生の本では主に3つ目のジャンプ動作の練習方法が詳しく説明されていますが、おーくんは基本的な体の使い方に課題があったため1つ目と2つ目の点についても意識して取り組みました。
取り組んだといっても、家で遊んでいるときや、公園に行ったときに遊びの内容や声がけを意識したぐらいで、『毎日これとこれをやって〜』みたいに計画的にトレーニングをしたわけではありません。ジャンプは発達的には重要な課題ではありますが、日常生活に必須ではないですので、無理なく気長にやってきました。
発達のポイントを抑えて意識しておくだけでも、普段の生活の中で遊び方や関わり方に工夫ができるので、そこが発達段階を知っておくことの大きなメリットであると思います。
ジャンプについても発達段階があって、その場ジャンプができるようになったら、前方へのジャンプ、そして、段差を飛び降りるジャンプといった順番でできるようになっていきますので、普段の遊びの中で意識して取り組んでいきたいと思います。