うこうこまーく!
ダウン症おーくんの子育てブログ
4歳〜5歳

4歳になってもほとんど話せないのは”この人”が原因だった!?

ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。

ダウン症おーくんは4歳2ヶ月になりましたが、

いまだに数語しか発語がありません!

よく使うっているのは

  • 「まーま」(ママなど)
  • 「ブブー」(違う、やだ、だめ)
  • 「てぇんてー」(先生)
  • 「ばーばー」(バイバイ)

あたりで、それ以外はほぼジェスチャーです。

言葉の理解については、日常生活の中での指示理解や単語理解はよくできています。「車の鍵がどこにあるか知ってる?」と聞くと、「うん」といって鍵置き場まで案内してくれたりします。

言葉の表現と理解の力が開いてきているのは感じていましたが、「なんとかなるよねー」と具体的に関わりを改善することなく日々が過ぎていました。

しかし、児童発達支援の療育でSTさんに見てもらったときんに、おーくんの言葉がなかなか出てこない原因としてあることを指摘されました。

STさんに指摘された言葉が出ない理由とは?

今年度から療育のSTさんが変わったこともあり、改めておーくんの言語面について細かく評価をしてくれました。

その中で、おーくんの言葉の表現が伸びない理由について、おーくん自身の要因周囲の関わる人の要因についてアドバイスをしてくれました。

おーくんの要因

おーくんは周りの様子によく関心を持つため、

  • 『自分でやってみたい』
  • 『同じようにやってみたい』

気持ちが強いです。

それは体験しながら学んでいくことにはとても良いのですが、自分でどんどん進めたくなってしまうので、発声や言葉を使って合図や確認をすることが少なくなってしまいます。

つまり、遊びや活動の中で自発的に発語をしようとする機会が少なくなってしまっていたのです。

周囲の関わる人の要因

おーくんは仕草、表情、動作、ジェスチャーなどの非言語の表現はバリエーションが広く豊富です。

非言語表現が上手であるため、周囲の人はおーくんの伝えたい意図が分かりやすいです。

そのため、非言語表現で伝わらない場面は少なくなり、伝わらないから別の手段(言葉)で伝えようとする機会も少なくなります。

そうなると、自分にとっては難しい意志伝達手段(=言葉)を使うぐらいなら、簡単な意志伝達手段(=非言語)で十分伝わるので、『そっちで良いじゃん』となってしまうわけです。

2つの要因を促進させていたのは…この人です!

2つの要因についてまとめると、

①遊びや活動等への理解面や本人の取り組みたい意欲面を重視しすぎるあまり、言葉を使ったコミュニケーションの機会を作り出せていなかった。

②非言語の表現が上手なことで周囲とのコミュニケーションが成立してしまうので、非言語を主体とした効率性の良い方法だけに頼ってしまう状況になっていた。

①について、「言葉の理解は良いから体験を重視しよう。やりたいならドンドンやらせてあげよう」と僕は考えていました。

②については、「おーくんは非言語表現が上手だから、一緒にやったり教えたりしながら、その力を伸ばしていこう」と僕は考えていました。

つまり…

①と②の状況を作っていたのは僕(おーくん父)だったのです!

いや…すみません。ホントに反省しました。

“良い部分だけや悪い部分だけを見るのでなく、全体を見ることが大切”

子どもの発達を考える上で重要な観点を見落としていました。

大切なのは”気づきを具体的な実践に落とし込んでいくこと”

いつまでも落ち込んでいても何も変わリません。大切なのは気づきを活かしていくことです。それも具体的に取り組める形に落とし込んでいきたいところです。

今回の反省は、非言語や理解面を重視しすぎるあまりに、言葉の表現についてどう関わっていくかの意識の配分がかなり少なかったことだと思います。

そのため、遊びや関わりの中で、なるべく言葉を使ったやりとりを意識したいところです。STさんに幾つかアドバイスいただいたことの中から、まずは、“掛け声や合図などを一緒に言うようにする”ように決めました。

「せーの」「一緒に呼ぼう!ママー」「いただきます」などです。

そしてもうひとつ、『うまく言えないから』に甘えていましたが、遊びや関わりの中で単語を一緒に言うように意識していこうと思います。

(ブドウの玩具を持ってくる)「どうしたの?おままごとするの?ん?食べたらいい?」

とつい遊びの展開を進めようとしてしまいますが、

(ブドウの玩具を持ってくる)「何持ってきたのかな?これなぁーに?」「ボボ(ブドウ)」「ブ、ド、ウ、だね」「ボボボ(言い直している)」

といったように、正しい言い方のモデルを示し、なるべく一緒に言ってもらうような関わりを工夫したいとです。

気をつけるのは、しつこくなりすぎて『常に言わされる』感を与えすぎないようにするのと、うまく言えなくても『頑張って言おうとしている!いいよ!』といった感じで認めてあげる姿勢で常に関わることが大切だと思います。

言葉で言わないと対応や反応しないといった無理矢理言わせる方法ではなく、「言葉でも十分伝わるぞ」「言葉を使うともっと楽しいじゃん」という『言葉を使ってみよう』と思ってもらう関わりを目指したいなぁと思っています。

以上のことを実践してみてどうだったのか?についてはまた記事にま止めたいと思います。

ひとつひとつ意識してやっていきます!!

 

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