ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
ダウン症のおーくんですが、生後6ヶ月頃から離乳食にチャレンジしています。
そして、生後9ヶ月になり、かなりスムーズに食べられるようになりました。
しかし、現在に至るまでは紆余曲折ありました。
今振り返ると、重要なポイントは、スプーン選びでした。
今回の記事は、ダウン症の子に限らず、離乳食に悩んでいるお母さんやお父さんにも参考になると思いますので、よければ参考にしてみてください。
スプーンの違いは大きな違い
離乳食を始めてから1ヶ月程は、離乳食を食べてもらうのにとても苦労しました。顔は笑顔なのですが、口に入れても出してしまう、ブーっと吐き出す、などなど…
その時は、そこが浅めの一般的な離乳食用スプーンを使っていました。
ある時、思い切って違うスプーンにしてみました。そしたら、
口をパクッと閉じて上手に食べる食べる!!
スプーンが違うだけで、食べ方が全く違うのです。
『おーくんは別人に生まれ変わりましたの?』と本当に疑うぐらい。まーくから言われ、うこうこが実際に離乳食をあげてみたら「何これ!めちゃくちゃ上手に食べるんだけど!」と驚いたことを今でも覚えています。何のスプーンを使うか、とても重要でした!
オススメは摂食指導用スプーン!
おーくんの離乳食に使用しているスプーンがこちらです。
上のスプーンが摂食指導用スプーンで、下のスプーンが水分を摂る用のスプーンです。
離乳食を食べるときに使うスプーンと、白湯などの水分を飲むときのスプーンは使い分けることをお勧めします。その理由は以前のこちらの記事にまとめています。
ダウン症の離乳食には、そこが浅めのものが推奨されています。この摂食指導用のスプーンはほぼ平らになっています。
これは、子どもが口を閉じれば自然とスプーンから離乳食が口内に入ります。そのため、上顎に押し付けるような与え方を避けることができます。
使ってみて感じましたが、本当にこのスプーンは”魔法のスプーン“です。
その魔法のスプーンはこちらです↓
水分を摂る用のスプーンはこちらを使っています。↓
こちらは、ダウン症支えあいの会・歯科医である武田康男先生の資料でお勧めされていたスプーンです。
おーくんの実際の様子
今回紹介しましたスプーンを使った実際の様子を動画に撮ってみました。
離乳食はかなりスムーズに食べれるようになりました。これも魔法のスプーンのおかげです。離乳食と水分の摂取では口の動かした方が違うため、水分はまだ練習が必要ですね。水分はもう少し量を減らしてあげた方が良いかもしれません。これから試行錯誤していきます。
まとめ
離乳食を開始した時は、本当に食べてくれなくて苦労しました。しかし、スプーンを選びを見直したことで劇的に改善し、自分から口を開ける・閉じて食べる動作がスムーズに行えるようになりました。『”食べてくれる”ことは親にとってはとてもありがたいことなんだなぁ』と実感しました。
離乳食を上手に食べてくれなくて悩んでいる親御さんは、魔法のスプーン、一度試してみてください。離乳食を上げることが、少しでも楽しく、親子にとって大切な時間になるように願っております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。