ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
ダウン症のおーくんですが、寒くなってきた時期に一度風邪にかかってしまい、鼻水・鼻詰まりのためか夜熟睡できず、寝不足な日々を送っていました。(と、うこうこが書いていますが、主にまーくが対応してくれていました。ありがとう〜)
そんなこんな、早いところで、おーくんは生後8ヶ月を迎えました。
毎月恒例、この1ヶ月のおーくんの様子について整理していきたいと思います。
生後8ヶ月 〜この1ヶ月間の変化について〜
腹ばい姿勢で手を伸ばして探索することができるようになった。
これは生後7ヶ月時の課題として挙げていましたが、この1ヶ月でかなり安定してできるようになりました。
外界への興味・関心が伸びてきて、様々な物を掴もうとする姿が出てきていましたので、ボールや音のなる玩具を用いて興味を引き、手を伸ばして掴む遊びを練習しました。
片手でバランスをとって手を伸ばしています。カメラ目線でかなり余裕があります^^
最初は、地面に置いてある物を掴むことが中心でしたが、最近は、顔ぐらいの高さにあるものも手を伸ばして掴もうとする様子が出てきました。
少し高さのあるところの物の管理も気をつけないといけませんね。
腹ばい姿勢の体を回すことができるようになった。
“うつ伏せでのピボット“と呼ばれている動きで、ずり這いができるようになるための大切なステップになります。
最初はこのように玩具を置いて練習していました。
しかしある時、姉のあーちゃんが使っていた玩具の紐を掴んで遊んでいるおーくんを見て、「この玩具はピボットの練習に使えるんじゃないか!」と閃き、早速使ってみました。その様子がこちら
とても良い感じで遊んで(遊ばれて)います。
そんなこんなでうつ伏せでのピボットを習得することができました。
実は、おーくんの場合、寝返りは順調に習得したのですが、ピボットがいつできるようになるのかについては心配していました。それは、寝返り移動の時期が長くなるとピボットの習得が難しくなることがあるためです。
玩具や外界への興味を広げる→うつ伏せで手を伸ばすことが安定する→それらを活用してピボットの練習を行う、この流れを意識しておくことが大切だと実感しました。
これからの課題
ずり這いでの移動の習得
うつ伏せでのピボットができるようになりましたので、次はずり這いの習得が課題になってきます。
現在、周りを見て気になると掴もうとする意欲が高く、なんとか近づこうと「うーうー」言いながら頑張っている様子を見ると、時間はかかってもずり這いを獲得していけそうな気がしています。程よい距離に興味のある玩具などを置くといった設定の工夫を意識して遊んでいきたいと思っています。
補助ありでのお座りから補助なしでのお座りへの移行
補助椅子で座っている時間は長くなってたり、補助してのお座りは少しづつ安定してきています。姿勢についてもリハビリの理学療法士さんからお墨付きをいただいています。
しかし、いかんせん、体幹はフニャフニャ〜です。
ダウン症の身体に関する専門書では、ピボット課題の次の課題は、補助なしでのお座りについて記載があるのですが、
「全くできる気がしない!」 ごめんよ、おーくん(泣)
現状としては、若干、以前より骨盤を補助することで安定しやすくなったかな?ぐらいの印象です。
こんな感じで前傾して背中が丸まってしまいます。これはこれで可愛いんですが、背筋が伸びるような補助はまだまだ継続ですね。
お座り姿勢は”正しい姿勢をしっかり習得する”ことがダウン症の子にとって何より大切なので、焦らずじっくりいきますか〜^^
まとめ
おーくんの現在の発達状況は、周りの環境に働きかけるための手段をひとつひとつ習得していっている段階といえます。
“周囲を見る、関心を持つ、移動する、手を伸ばして掴む”
この流れができていくことは発達の上で極めて重要です。それらの自発的な働きかけができると、手での操作を通して物事の仕組みを理解したり、変化を楽しむことができるようになっていきます。そうして、赤ちゃんは周囲の世界を少しづつ知り、学んでいきます。
そのための基礎となる体の使い方を、日々、頑張って身につけているという感じでしょうか。体を動かすために様々なものに興味・関心を持っていけるように、色々な物を触る・いじる体験も重視してきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。