ご覧いただきありがとうございます、うこうこです。
今月(2021.8)でおーくんは1歳5ヶ月となりました。今月も恒例のこの1ヶ月の成長の様子をまとめていきます。
以前記事でまとめました、子ども成長を見る3つの視点(①体、②目と手、③ことば)に沿って今回もまとめてみたいと思います。今回の注目点は、①体の発達における成長です!
発達の専門家も意識している3つの視点についての解説はコチラ↓
①体の発達
この1ヶ月の大きな成長は、立っち(たっち)ができるようになったことです。”立っち”とは「何もつかまらずに一人で立つこと」で、『歩く→あんよ』と同じ幼児語のひとつです。
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前傾姿勢から自ら上半身を持ち上げて立っています。バランスがまだ不安定ですが、数秒ほど立っていることができています。
自分でも「おーおー」言って、びっくり嬉しがっています(笑)。
おーくんにとっては、立つには「支えがあること」が条件として必要でしたが、その条件も必要がなくなりました。自分の立ちたいときに立てる力を手に入れたおーくんにとって、周囲の世界の見え方は大きく変わっていくのだと思います。主体的に(自分から)環境に働きかける力こそ成長の源でありますので、立ちたいときに立ち上がり周囲を見る(観察する)ことも成長には大きな影響を与えていってくれるはずです。
ここから歩くまでには、まだまだ遠い道のりですが、ひとつひとつの成長なくしては大きな成長は成しえないと思いますので、小さな成長こそ大切にしていきたいと思います。
②目と手の発達
遊びの様子を観察していると、単に”物をいじる”から、“物の特徴を利用した”道具的な遊びが増えてきていると感じます。
少し前にYouTubeに投稿した動画の中でも、ブロックをはめる遊びをしていました。
そして最近では、積み木を3段まで積めるようになりました。
積みやすいように積み木の大きさは工夫をしていますが、3段積みを達成しています。
以上より、物の特徴を利用した遊び(道具的な遊び)の意識がついてきていること、目・手・連動といった3つの力がついてきていること、がおーくんの成長として見られてきています。
そして、このブログを見てくださる方はお気づきかもしれませんが、集中して積み木遊びをしていたおーくんは“あの口”をしていました!「えっ何?」という方はコチラの記事を是非↓
③ことばの発達
ことばの表現や理解、やりとりのついては大きな変化はありません。
小さな変化としては、
- 「パ」の音を多用することが増えた
- 『おーくん』と呼び掛けると振り向いて反応することが増えた
- 感情が動いた時に「おー!」と言うことが増えた
- 姉のあーちゃんとの追いかけっこを楽しむようになった
という感じです。
ダウン症児は、ことばの表現はかなりゆっくりと成長し、ことばの理解の方が伸びていくことが多いとされています。そのため、関わる大人が、名前や動作に関する言葉などをきちんと言葉にしてあげて伝えていくことが大切であるとされています。そして、歌を歌って一緒に体操したり、絵本を読んであげることも言葉の理解を促していくためには良いと思いますので、遊びの中でたくさん取り入れていきたいと思います。
まとめ
体の成長と目と手の力の成長で、大きな成長が見られた1ヶ月でした。体の成長は経験の幅を広げ、目と手の力の成長は遊びの幅を広げるための確実な一歩になっていくと思います。
また、改めて、子どもの発達とは、①ひとつひとつの地道な一歩であること②しかし、その一歩は本人とっては世界が変わるほどの大きな変化であること、を実感することができました。おーくんの成長を一緒に歩むことができていることに感謝したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。